【ウインナー】ソーセージ【フランクフルト】
教えてくれたのは食肉加工の大手会社の一つ、丸大食品の担当者である。
−−ウインナーを焼く時、切ったり切り込みを入れたりしない方がいい理由は?
「ウインナーを切ってしまうと、かんじんの『パリッと食感』がなくなってしまうからです。また、切り込みを入れて焼くと、中の脂(あぶら)が出てしまい、うまみが逃げてしまいます」
−−なるほど。でも、切り込みを入れないと中まで火が通りにくいのでは?
「ウインナーは調理済みのものを販売しており、よく焼きにしなくても食べられます」
−−切り込みを入れないで焼くと、熱で中身が膨張して、皮が破裂する心配があるのでは?
「そうですね、強火で焼くと急に膨張し、破裂するおそれもあります。なので、フライパンの温度が高くなりすぎないように、油を引かず、弱火から中火で焼くといいでしょう。ときどきウインナーをころがしながら焼いてください」