黒砂糖を白砂糖にするためには、白糖を水で溶かした蜜で繰り返し洗浄して透明にする必要がある。
その過程で黒い糖分が廃棄物として発生します。それが黒蜜。
貴重な甘いものを捨てるともったいないので大阪や京都など畿内や高松では菓子やところてんに使いました。
本来の駄菓子の語源は黒蜜を使った菓子という意味でした。貧乏な奴でも手軽に食える安い菓子でした。その名残がかりんとうや黒飴など小豆を使用していないのに黒い菓子。
一方、欧米ではラムなどの酒の材料に使っていました。