■ ■ ■ 正しい知識に触れましょう■ ■ ■
ラーメンは何料理か?
そう聞かれたらほとんどの方は「中華料理」と答えるでしょう。
一般的な日本人のごく普通の感覚です。
では、その中華料理とはどのような料理なのでしょうか。

中華料理は明確に和食・日本料理ではありませんが、日本の料理であることは疑いようがありません。
まずは中華料理と中国料理の違いから理解しましょう。

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真っ先に下記の定義が目の前に飛び込んできます。

『「中華料理」とは日本人に合うようにアレンジされた中国風料理のことを指します。
焼き餃子や天津飯、ラーメンなどは日本発祥の食べ物だとされ、これらは中華料理と呼ばれています。
中国では、中華料理という言葉は使われません。
一方の「中国料理」とは、中国で食べられている本格的な料理を指します。』

また、中国料理同様、「日本料理」とは、日本で食べられている本格的な料理を指します。
中華料理は日本料理であるとは言えませんが、日本の料理の一種です。
そんな中華料理の一つ、「ラーメン」は、もちろん和食ではないのですが、紛れもなく日本の料理であり、日本食と言って差し支えないでしょう。

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真っ先に下記の定義が目の前に飛び込んできます。

『和食は、日本人に昔から食べられている伝統的な料理のことです。
一方、日本食は、日本で食べられている料理全般を指し、カレーライスやオムライス、ラーメンなど海外から日本に伝わってきて形を変えていった料理も含まれます。』

また、下記のような記述も見られます。非常に理解しやすい概念ですね。

『日本食=和食+(洋食+中華料理)
 和食=日本食-(洋食+中華料理)
 洋食+中華料理=日本食-和食』

繰り返しになりますが、「ラーメン」は、もちろん和食ではないにしろ、紛れもなく日本の料理であり、日本食と言って差し支えないでしょう。