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「僕は少年通信兵だった」という光人社さんの戦記があるが、著者がサイゴンの病院に入院した時に、ビルマから下がってきた、菊兵団[福岡県久留米市]らしき兵隊さんがいて、初めは親切だったが、著者が京都の人だと知った途端、一切口を聞いてくれなくなったそうだ(笑)


▼田中稔中尉(福岡県出身、小倉114連隊)
『大阪、京都出身の兵士たちで編成された祭兵団と安兵団の両師団は、北ビルマの戦線で弱兵の見本のようにいわれていた』
▼古瀬正行さん(久留米18師団、長崎県出身)
『大阪とか京都の兵隊は途中で会ったけどその場でビンタですよ。「こん、ばかたれが」っていうような状態だったですからね、うん』
▼向江松雄さん(鹿児島145連隊、鹿児島県出身)
『大阪なんかな、「またも負けたか8連隊」ち、大阪なんか言いおったっじゃっどんな』