アメリカ牛を追放することが賢い消費者なら、私は賢くない消費者なのかもしれない。
まず、私は特定危険部位(SRM)と呼ばれている部分が何故にそう呼ばれるのか未だに理解できない。

異常プリオンが蓄積され易い部分だから特に定めた危険と思しき部位ですよっていうなら変でしょ。
だって、BSEに罹った牛にある危険な場所であって他の大部分の多くを占める健康な牛には異常な
プリオンが無いんだから、危険な部位も無いということでしょ。

オーストラリアや中国あたりでは異常プリオンが国の中に無いから危険部位も無いということで
除去工程の取り決めも無かったから、日本人が嫌う部位といっても国によっては安全な危険部位だから
そのまま輸入されてしまうので、結局、みんな食べてますよね。

だとしたら、危険部位という呼び方はヘンだと思いませんか? 安全保持除去部位とかのほうがあってない?
背割りの豪州産やニュージーランドや中国で生産される牛の危険部位は食べても危険じゃない部位なのに
アメリカや日本で生産される牛の危険部位は1g食べても死ぬみたいにいうのはヘンじゃないですか?