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花博のシンボル「いのちの塔」 廃墟と化しついに撤去へ 大阪

10/14 20:11

大阪市が、90年に開かれた、花博=「国際花と緑の博覧会」のシンボルだった塔の撤去を検討していることがわかりました。

大阪・鶴見緑地公園にそびえ立つ巨大な塔。この「いのちの塔」は、
1990年に開催された「花博」のシンボルで、期間中は多くの客が訪れました。
閉幕後も公開を続けていましたが、客の減少や老朽化を理由に2010年から閉鎖され、
廃墟状態となっています。大阪市建設局公園緑化部調整課の氏原正晴・課長代理は
「期待を込めて(民間からの)提案を待っていたが、
(いのちの塔を)活用するという案が結果としてなかった」と話します。
塔がある鶴見緑地は、2025年万博のサテライト会場として活用が考えられていますが、
「いのちの塔」については、撤去が検討されています