無礼講ということで古代の話を一つ
古代ローマ〜ビザンチンの宝飾品を集めているけど
昔の宝石はお守り兼ステータスアイテムで、今のように用途別に分かれてませんでした
ハイグレードのガーネットやカーネリアンの表面にまじないの文字や意匠、自分の名前を刻んているものが多数見つかっています
なんと天眼石そっくりなローマ時代の指輪もネットで見かけました
https://imgur.com/a/xVL3mY2
(1〜2世紀、ローマ、目を模した厄除けの指輪)
チベットより古いものです
瑪瑙自体は各地で産出し、様々に加工されてきましたから
文化が伝播したのか、それとも同じようなまじない的意味合いを偶然はるか離れた地で瑪瑙の縞の中に見出したのか…
脱線したけれどこうした目で見ると宝飾品はパワストとしての歴史の方が長いし
パワストの観点で十分語れる分野だと思う