40代のおじさんです。
物心がついた頃からおかしな能力があります。
遠方で起きてる出来事が見える能力ですね。透視とか遠隔透視能力とか言うんでしょう。
地元でも評判になり、10代の頃に某地方テレビ局からも取材の話がありました。
テレビの話は断りましたが、某雑誌には匿名で取り上げられたことがあります。
遠方で起きてる出来事が見えるんですね。見えるというのは、なんというか、頭の中にイメージとして浮かぶのです。
それが何処で起きてることなのかまでは判りません。現在でもその能力はあります。
これが自分にしか出来ないのだと判った小学生の頃には、自慢げに語ったものです。
しかし、このことで嫌な思いを沢山したんです。
雑誌の取材を受けた時もそうでした。
私は自分に出来ることをただやってみせただけなのに、科学的にありえない、何らかのトリックを使ってる等々
色々と言われました。子供だった私はショックを受けましたよ。
今にして思えば、おかしな反論ばかりでしたよ。
学者さんが「どういうトリックか判らないけど、何らかのトリックを使っているのだろう」なんておかしいですよねw
説明できないのに、トリックを使ってるに違いないなんて、論理的な反証になっていませんよね。
子供ながらに判りましたよ。
信じない人は、まず最初に「信じない」という結論を持って見ているのだと。
言ってみれば、子供の私を嘘つき呼ばわりしてるわけですよ。
私が嘘をついているのだとしたら、どんな嘘をついているのか説明も出来ないのに、ですよ?
おかしいですよ。
ただこのことで判ったのです。こんなことは人に見せるものではないと。
信じない人は絶対に信じないのだと。偉い学者さんでさえ、頭から信じてないのだと。
だから人に言うことを止めたんです。
私だって自分がどうしてそんな透視ができるのかは判りませんよ。
ただ出来てしまうのだから仕方ない。嘘でもトリックでもないのに、信じてはくれない。
そんなものですよ。透視ができても私になんの得があるわけでもないし。
競馬のレース結果が判るとかならお金持ちになれたでしょうけど、脈絡もなく様々な事象が見えることがあるだけで、得はありませんね。