■微妙なさじ加減を間違えた?


「『マルス』は若い視聴者を取り込もうと、分かりやすさを意識しすぎました。
テーマは“高校生が社会を変える”という大雑把なイメージだし、事件のトリックはありきたりで都合が良すぎ。マルスの各キャラ演技も、まるで判で押したようにパターン化しています。

それが薄さにつながり、視聴者が離れたのでしょう。