韓国好きの本田真凜に〝親善大使〟の期待 「交流を活性化させる役割担える」と関係者

 日韓の懸け橋になる――。フィギュアスケート女子で2016年世界ジュニア選手権覇者の本田真凜(22=JAL)が11日、都内で引退会見を開き「これまでの人生はどんな時を振り返ってもスケートがあった。幸せな競技生活だった」と晴れやかな表情を浮かべた。

中略

かねて本田は「韓国好き」で知られることから、ある代理店関係者は「本田さんは韓国風のメイクをしていますし、化粧品ブランドのイベントで起用できそう。韓国コスメは日本でも人気が高いですからね」と期待を寄せている。

 マネジメント関係者も本田の韓国愛に注目。「まだ22歳と若いので、韓国の音楽、エンタメ、ダンス、メイクなどいろんな文化を学んだら、スケートを通じて韓国との交流を活性化させる役割も担えるのでは。K―POPは日本でも浸透しているけど、まだ発展途上の分野もいろいろあるので」との見方を示した。

 昨年7月にはテレビ番組で韓国の女性5人組グループ「LE SSERAFIM(ルセラフィム)」とのコラボダンスを披露し、大きな話題を集めた。若い女性を中心に韓国人気が高まる中で〝親善大使〟として魅力を発信する機会も増えそうだ。