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フィギュア全日本は空席目立ち…坂本花織“一強”の女子に待たれる紀平梨花のリンク復帰 日刊ゲンダイ
試合会場が東京や大阪といった大都市圏ではなかったとはいえ、客入りは少々、寂しかったですね……」
こう言うのは、フィギュアスケート全日本選手権(長野)を現地で取材したスポーツメディア関係者だ。
男子は宇野昌磨、女子は坂本花織がそれぞれ、ショートとフリーで圧巻の演技を見せて優勝。3月の世界選手権も大いに期待できそうだが、スタンドは空席が目立つ日もあった。

25日のエキシビジョンを除いた観衆は、今大会の男子ショートが行われた21日が2512人、女子ショートの22日は2150人、男子フリーの23日は3707人、そして女子フリーの24日は3361人だった。

男子は圧倒的な人気を誇る宇野昌磨に加え、22年の北京五輪のシングルで日本人史上最年少で銀メダルを獲得し、今大会でも2位に入った鍵山優真が宇野に追いつけ追い越せで奮闘。ファン人気を支える形になっている。

一方の女子は、このところ、北京五輪シングル銅メダルの坂本の独り勝ち状態。彼女に続く若手の台頭が待たれるのが現状だ。
「ここにきて紀平梨花(21)の存在がクローズアップされています。女子は浅田真央というスーパースターの引退後、『ポスト真央』として期待されていた紀平がけん引してきましたが、21年7月に右距骨を疲労骨折。今季もリハビリを優先して欠場が続いている。
人気者の本田真凜(22)はもはやスケーターとしては厳しいですから、いちはやく紀平に戻ってきてもらいたいところです」(放送関係者)
紀平はインスタグラムのフォロワーが27.8万人を数えるなど、いまだに高い人気を誇る。
「スケート連盟にとってフィギュアはドル箱。それが成り立つのも女子が盛り上がってこそです。紀平が復帰して坂本とトップの座を争うことで、競技としてより注目を集められるはずです」(同)
紀平の復帰が待たれる。