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天性のカリスマ性が裏目に出た

 「確かに妻を公表すれば嫌がらせをする人は出てくるでしょう。ですが、それはごく一部の人で、国民のほとんどは祝福したはず。妻と認知されることで、いろいろな形で応援し、守ってくれる人も増えたと思います。それを、はっきりさせなかったことで「おめでたいことなのに」「隠すのには何か理由があるのか」と逆に国民の不信感を募らせてしまった。そうしたところからも羽生さんは本当に奥様の気持ちを考えていたのか、と疑問を持った人も多かったのではないでしょうか」(仁科さん、以下「」内も) よく言えば人々を魅了するカリスマ性、悪く言えば自己陶酔。フィギュアスケートの世界ではなくてはならない才能であり、それこそが羽生の強みでもあった。だが、プライベートでは、むしろ裏目に出てしまったというわけだ。 一方、なぜ小室さんの好感度が上がったのか。前出の仁科氏が続ける。 「まず、小室さんの強みは誰に何を言われてもぶれないところでしょう。ただ、彼の場合、他人の立場や気持ちを理解していないから、とも言えますが……。 小室さんのお母様と元婚約者との金銭問題では、借金ではないから返済する必要がない、というのが小室さんの主張でした。たとえ、法的にはそうであっても、求められているのは、元婚約者の方に納得してもらえる円満な解決なはず。それがなされないから国民から反対の声が上がったわけです。問題解決が長引けば眞子さんや秋篠宮ご夫妻に迷惑がかかることを想像できない…にも歯がゆさがありました。 それで日本中から非難を集め、バッシングされてもなお結婚を諦めなかったのは鈍感力というか……むしろ、あのくらい鈍感ではなかったら皇室に縁のないフツウの青年がプリンセスとは結婚できないってことだと思うんです」