記事があった

かつて執拗にメディアにバッシングされた会社があります。
そのうちの一社、雪印食品は、倒産しました。
(雪印乳業は存続、またバター等はシェア一位を堅持!すごいっ!負けるな雪印!)

アイスクリーム事業はロッテスノーに分社されます。
ロッテによる支援でした。

機材、ノウハウは、韓国企業のロッテへ行ったのでしょう。
技術者たちの願いの結晶、
長年、温め続けてきた技術。

当時、ロッテが最も欲していたものに、日本のアイスクリーム技術があったと言われています。
確かに不祥事はありました。責められてしかるべきかと思います。
北海道工場において停電、その間に生産された脱脂粉乳に毒素発生。
事故、というべき事例だと思います。
個人としての私見でありますが、どう見ても事故でした。

問題はそこからです。
想像以上の、なぜか凄まじい大バッシングにあい、上記の流れへ。
雪印食品は倒れ、アイスクリーム事業はロッテスノーへ。
日本人へ。
知っていますか?

ブランドのみ、雪印を残し、
製造はロッテになっていることを。
ロッテは韓国企業です。

私たちが愛した「雪の結晶のマーク」は、(アイスにおいては)もう日本のものではありません。
日本人に長年親しまれたその意匠。
食品技術者たちが思いと願いをこめ「雪の結晶に、北海道を象徴した北極星」をあしらったあのマークは、もう日本のものではありません。

わかりますか?
技術も何もかにも、一切合切を抜き取られてしまい
それのみならず、愛した意匠は「抜け殻だけ」使われる苦痛を。

私にはこれが作為的にすら見えておりました。
ロッテが欲しかった技術が、「格安」で転がり込んできたのです。
しかも「日本人に売りやすい」ブランドと共に。
ただの偶然でしょうか。