《用語》
〜ですね、わかります【〜ですね、わかります】[成句]

《意味》
 語尾を、「です」+「ね」とすることより、わたしが、あなたと同等の目線で
物事を見、考え、歩み寄りと親しみ易さを表し、あなたの心境を察し、
あなたの見解に配慮できることを示し、わたしが狭量ではなく、心の広さを
兼ね備えているかのように印象付けます。
 あなたの発言がまとまり気の無いものならば、要約的説明を付与し、
あるいは、あなたの感傷に触れ、誇張、強調することにより、人間性と
知性において、あなたよりもわたしが勝っていることを、あなたと聴衆に
潜在的に植えつける意図がわたしにはあるのです。
 わたしは、あなたとの意見の相違、あなたに対してなんらかの悪感情を
抱いてはいますが、あなたに明言することは一切しません。むしろ単に、
「わかります」、の一言で締め括ることで、「あなたを、その書き込みに
至らしめた考えそのものがわたしに分かるからこそ、わたしが、あなたと
意見を異にした話を展開したところで、あなたがわたしを論破することは
不可能である」と暗示しているのです。
 このように、わたしはあなたに対して優位性を示しながらも、あなたと
第三者からの反論の口を効果的に封じることができるのです。そして、
この効果は、あなたを、第三者に対するわたしの擁護者、反論からの
障壁、踏み台として利用できさえするのです。

《用法》
>>530
「〜ですね、わかります」を見て、何か思うところがあったんですね、わかります