【津川主一(1896〜1971)】
921年関西学院大学神学科卒業。
原田彦四郎に師事。合唱指揮活動とともに数多くの合唱曲の編曲を手がけた。外国曲(合唱曲、歌曲、民謡など)を全て日本語に訳詞するとともに、合唱曲に編曲して「日本名曲選集」(全30巻)を出版した。
戦後の日本の合唱界にとってはなくてはならない曲集であった。我々が日ごろ口すさんでいる外国曲の日本語訳には堀内敬三の名訳があるが、津川の訳詞にも名訳が多い。

氏は日本における「世界の・童謡」の普及に大きく貢献してきた。
牧師として布教活動に尽力した氏は、また合唱の普及にも尽力された。

主な作品
「赤いサラファン」作詞 津川主一/ロシア民謡
「おおスザンナ」作詞 津川主一/作曲 フォスター
「アリラン」作詞 津川主一/朝鮮民謡