>>672
わかります。
自己流ながらベースの最低音域を伸ばす訓練方法を編み出しましたが、
そのイメージがあなたの考え方に通じるものがあるので紹介します。

それは体の内側部分のイメージの捉え方として、「空瓶共鳴法」とでもいいましょうか。
実際に空のビール瓶(なんでもいいけど)の注ぎ口に唇を当てゆっくり息を吹きかけると、
丁度いい息の量と当てる角度によって「ボー」と鳴る部分があります。

これをイメージして自分の喉(声帯)を瓶の注ぎ口と考え、脱力した状態だがある程度の
構えを弾力的に支えます。

<息の出し方>
@初めは音程抜きの「自然に息だけが出入りする」状態で呼吸します。
声帯は使わずに丁度ジョギングを終えて無声音で(ハァ、ハァ、、)する時の状態です。

A次にその状態から声帯を少し意識し、あまり力を入れずに低音にチューニングし「あ”ー」とか
いう低い風切り音になるよう意識します。(お”でもいいけど喉奥が力まないように注意。)
この時喉や肩や胸は力まずに、しかし一番低音の響きが共鳴するように構えや胸の容積や
姿勢がどんなものか探っていき、それを自分の内側として意識し体の構えを把握します。

Bこれが空瓶が共鳴するのと同じような状態で「喉と息と胸がバランスして共鳴している」
わけです。ここまでの練習過程では音量や正しいピッチのコントロールは一切必要ないので、
ひたすら自分の体の内側を意識しながら無理なく一番響く状態を探ります。

この状態が掴めたら初めて声帯を合わせ、音量と良い声の響きに調整します。
(頭や顔への響きもこれ以降で意識してください。)

こうすれば自分の出せる最低音付近の訓練と、体の構え方響かせ方の基本が掴めると思います。
因みにこの方法で普段私の出せる最低音はE2で、声帯がリラックスしてたり酒を飲んで厚ぼったく
なった翌朝などはたまにD2やCb2が出るのが限界でした。

どうぞ試してみてね。