>>438
「始段唄・散華」は混声だよ。
まあ男声のみで演奏した団体もあるけど。

一柳慧「鎮魂歌」
初演指揮者が譜面を見て「混声合唱曲と間違ったのかな」とか言ったとか言わなかったとか。
つまり、テナーのト音記号が実音。3オクターブ以上にわたる。後半の一部を除いて無調。
聴いたことはないけども見たこともないけど、「ヴォイス・アクト」もすごい難しいらしい。

荻久保和明「縄文・詩編」
縄文シリーズはどれも難しいんだけど、「縄文」や「縄文・愛」などが再演されて、この曲が
再演されないのは打楽器を必要とするのと、演奏時間がかなり長いからか。たしか35分以上。

権代敦彦「Hymmnn & Lament ―everlasting light―」
音も難しいけど、英語なんでディクションがちゃんとできてないとすぐばれる。
そして興ざめする。残念ながら、今まで聴いたことがあるアリオンも甍も英語の発音が×だった。
ナレーターがかっこいいので余計に感じる。

多田武彦「草野心平の詩から・第二」
全部ユニゾンの曲とか、呼吸音とか、最大12声部とかタダタケにしては凝った手法を使っている。
この曲と「蛙・第二」を残した後は易化して今に至る。

戸島美喜夫「いくさ三題」
初演団体が「文字通りの阿鼻叫喚であった」と書いているとおり。Low CからHi D#まであったっけ。