>>382

不等号の使い方が間違っています。
不等号は一個で充分です。
「不等号は不等号より大きい」
などという意味不明な式となってしまいますから。

また、「速さが無い」というのは、
あまりにも矛盾した語であります。
「速さが無い」と「速くない」は、
別意であるためです。
速さが無い音楽と言うのはつまり、
♪=0
のことです。
ゲーテのなんとかにはあったかも知れませんが、
殆ど使われない表現ですね。
少なくとも、
合唱の伴奏は速さが無いというのは、
全くの間違いです。
もし真であっても、
その伴奏を弾ける人は存在しないでしょう。

そして、「弾きこなさせる人」
これも文法的におかしい。
可能用法になってないのは明白。
苦し紛れの使役用法といったところでしょうか。
使役だとしたら…お話になりません。

それに続く「にとっては合唱の伴奏は」
という用法も非常に不自然です。
「にとって、合唱の伴奏は」
とするのが妥当でしょう。
”は”の重複は、日本語としての成立を妨げます。
”の”ならばある程度成立しますがね。

そして最後に、あなたの論の基盤を持つ
「明らか」でありますが、
これがどれだけ危険な語であるか、ご存知ですか?
帰納的弁論にも危険なものは数多く存在しますが、
これはそれ以上です。
根拠もなしに「明白」と書かれても、
読み手としては、はたと困り果ててしまいます。
数学で使うにしても、
最低限「○○の定理より」程度は述べるのに、
それも無しでは、何の説得力も持ちません。
よって、あなたの意見は虚像同然と言えます。