自称・優秀な関西人君たちへ(関西人優秀論最大の根拠・ノーベル賞について)

まず、お前らが勝手に関西人認定している朝永振一郎、野依良治の血統は関西とまったく無縁
(朝永は父方・長崎大村藩士、母方・埼玉川越藩士、野依は父方・長野、母方・九州)。
南部陽一郎も父親は福井の人だが、母親は福島の人な(東京で学生結婚)。
江崎玲於奈の半導体トンネル効果は、東京の助手(黒瀬百合子)のアイデア、発見を頂いただけ
(江崎の半生記を見ると、トンネル効果発見のくだりはぼかしてある)。
湯川秀樹の中間子論は実は幸運な計算間違いをしたおかげ。
中間子の性質は当初の予想とは少し違ったもので、正しく計算すると反発力しか得られないのだが、
湯川は符号を間違えたため引力になり、それがたまたま正しかった。
シュトゥッケルベルクというスイス人は湯川と同一の理論をつくり上げていたが、師のパウリが
正しく計算したため、発表を断念している。
福井謙一も大本命・ウッドワード、ホフマンの陰に隠れた存在で、受賞はかなり際どかった。
当時、専門家が口を揃えて言ったのは「今回は光と陰がなかった」。
つまり大半の人は福井が受賞するとは思っていなかった。
(大阪の奴で「俺たち関西人はユダヤ人なみ」とか書いていたおめでたいのがいたけど、
ひょっとして笑わせようとしてくれてんの?)