正確には蔡倫は一般に言われているような製紙法の発明者とは言えない。
なぜなら、西漢時代の遺跡からも原始的な紙は発見されているから。
つまり、蔡倫は製紙法の発明者ではなく、改良者と言うべき。
人類の文化に多大な貢献をしたことは疑いようもないが、
蔡倫がしなくてもいずれ誰かが同じような改良法を見つけた可能性は高いように思える。