文書の発達が、全土を貫流する統治理念の明文化に貢献しいる。
ヨーロッパのように分立のままでなく、大きくまとまった背景にはそういう文書による法の徹底というのも無視できないと思う。
で、体制や権力が一点に集中すれば、その中枢を押さえるだけで、あとのほとんどを手にすることが容易になるという、まぁ欠点みたいな盲点もあり、政権が変わりやすい。
唐末とかみたいに、すでに国土に独立政権(≒節度使)を認めてしまっていると、頂点である唐皇帝を抑えても、各地はそれにはなびかないで、分裂していまうときもチラホラ。