古代から奈良時代ぐらいまでは天皇は神そのものだったんだろう。
神の声を聞くとか、神に代わって政をするとか神と人間との橋渡し的存在で
犯すべからずな神聖なものだったのでは。
天皇が雨乞いの儀式をしたり、自然界に働きかけて力を発揮することを
人々から期待もされていたような。天候に左右される農耕民族の自然崇拝の宗教観の延長線上にあるのが天皇だったと思っている。