関 帝
伽藍神、三界伏魔大帝神威遠震天尊関聖帝君、忠義神武霊佑仁勇威顕関聖大帝に、
封じられた英雄関羽について語りましょう。 関羽自身が人々に対して売ったんじゃなくて
元締めとかをやってんだとも思いますよ。 シユウを倒す関羽の話あるよね
どちらも解池に関係するキャラ同士 >>6
関羽の出身地の河東郡解県から大商人が多く輩出されたからじゃなかったっけ?
>>19
天帝って交代制なの!? >30
たとえば唐王朝らへんは元始天尊で、宋代には玉帝と聞いた ずっと昔に死んだ者に王やら帝やらの称号を贈るのが面白い。 平将門なんかのように明神がこの世にあわられたものとして祭られている場合もあるから
関羽も中国の神様の誰かがこの世にあわられたものと考えられた様子はないの? ねーよ
つーか介子推とかも神なんだぜ
神になるほど凄いから神になれたんじゃなくて
神を認定できる立場の人間に気に入られたってだけの話 日本なら祟りというキーワードが出てくるが
中華ではどうなの? 中国でも祟りはよくいうよ。
狐の祟りは日本以上に強烈で、高徳の道士も勝てない場合があるとすら言われた。
華北では狐仙祠が戦前まで多数あった報告があるしね。
人では屈原や伍子胥なんかは祟ったとされて水神にされたし
戦場で死んだ兵や祀ってくれる後継者のない無縁仏は勵鬼と呼ばれて
よく祟るので水陸会で供養したり、有応公という名の神として祀ったりしてきた。
関羽の神格化の過程は菅原道真のと非常によく似ている。
道真を怨霊→神にしていったのは民衆と民間宗教者が介在していて
時を同じくして天変地異と関係者の怪死で恐慌状態の貴族たちが煽られて神格化が進んだ。
関羽の場合は朝廷が恐怖に依って神格化を進めたのでないのが異なるものの
神に変わる時と全国に信奉者が広がった過程では、玉泉寺を始めとする仏教僧が宣伝した形跡がある。
道真に比べて数百年掛かってはいるが、元々の民間の怨霊信仰とそれを広めた宗教者の存在なしには
関羽信仰は宮中に食い込む事も出来ず、拡大化のチャンスも得られなかったと思われる。 俺は神様になるって言って死んでホントに神様になったヤツいるでしょ、孫権困らせたヤツ いたいたw
名前忘れましたけど。
そういった祟る個人は結構後世(明代位まで。清代はまだ地誌をざっと見すらしてないから、判らんw)
まで地方官が定期的に祀ったりした。
逆に淫祠としてゴリゴリ儒者の「清官」が自分の功績上げに潰しまくった例もある。
関帝は流石にそんな憂き目に遭う事はまずなかった。
この辺り、官民あげて人気が如何に高かったかが判る。 関羽出撃!っていう漫画の後書きに関羽が有名なる様々な
エピソードが書いてあったんだけど後世では蚩尤と戦って討ち取ったりもしてるなこの御方。
どこまで果てしないスケールなんだw
関羽の子孫はこれに関して、何らかの優遇を得ることができたんだろうか? たしか関羽の一族は燭が滅んだあとすぐにホウ徳の息子ホウ会によって、皆殺しにあったと思ったけど。 >>47
その通り。正史にある様に関羽の子孫は皆殺害された筈、だった。
所が清代、雍正年間に洛陽て関平の子の一人、関エツ(木偏に越)の「後裔」という人物を「見つけだして」
これに五経博士の世襲を許し、父祖の大功を顕彰し恩典に浴せしめている。
当時は一族に一人官吏を出したら親族まで栄えるとされているほど、官に就いて獲られる利権は多かったから
科挙も受けないで官職を得る事は相当な利益だった筈。まして康煕〜乾隆という清代の黄金期である。
しかし清は考証学か発達し、明まで真正と見なされてきた物も詳細に再検証して後世の作為を顕らかにして現代にも通じる学説を確立した時代である。
朝廷に仕える知識官僚達が正史の内容を知らない訳がなく、更に宋・元・明の関帝信仰が高まった時代で
全くその末裔達を顕彰、いや現われなかった事を疑問視しなかった事は考え難い。
この関帝の「後裔」は恐らく清朝の民政対策、関羽人気が高かった漢民族知識層に対するパフォーマンスの為、「見いだされた」のであろう。
その証拠に五経博士という官職自体がかなり名誉色の強いもので、
孔子の衍聖公の様な曲阜の特権など行政権まで伴う実力が幾分なりともあるものとは違う点などがあげられよう。
それにこの顕彰以降のこの後裔達の動静は余り明らかになっていない。
もしかしたら、この青空の下に彼らはまだいるかもしれないが
現代にも続く孔子や孟子の後裔達のようであるかどうかは全く判らないというのが現状であろう。 関羽の場合、特別に怨霊信仰から始まったわけでもないみたいだね。
死者の無念を晴らす幽界の有力神って怨霊信仰の側面は残ってるけど、
水神としての側面が強く、土着信仰だけど生前から崇められてたようだし。
張飛や甘寧など死後に水神となる武人は多いけど、関羽は特に顕著で、
史実からも赤壁前の水軍別働隊、于禁・曹仁の水攻め、
関羽が甘寧に撃退された河が関羽瀬と呼ばれるなど、生前から水に縁が多い。
更に出身地の解州は解池があり水神信仰が盛んで、それが理由だとも。
関羽の誕生日(5/13 旧暦6/24)には必ず雨が降る(磨刀雨)とか、
水にまつわる伝承も豊富で、後には同じ解池の蚩尤の伝説とも関係してる。
で、その解州の解池と結びついた水神関羽が、塩の密売に関わってた逸話から
解池の塩商人に信仰され、流通行脚する塩商人=山西商人によって全国へ広がる。
蓄財に長けた逸話や信義に篤く潔癖なことから、
塩商人の守護神から商売神・財神となり、これが全国的な信仰に繋がる。
武神・軍神としては、生前は武人だからもちろん常にその側面はある。
最初は全国を旅する塩商人の守護神だけど、時代が進み神格が上がると
国家の守護神として祀られ、武聖にまでなり、現在は天帝とも。
信仰の変化と広まり方は、だいたいこんな具合らしい。
突っ込み所は満載だとは思うけど、お手柔らかにw なるほどねー。
死後の出世の話もなかなか面白いもんだね。
てか張飛や甘寧まで神になってたんか。 やっぱ、ピンの神様だと偉そうに見えないからじゃない?
阿弥陀さんには勢至と観音がいたりするし。
子分がいないと箔がつかんよね。 信仰の中心となるほどの神格ではないが、
関聖帝君の太子として、その神位は高く、
父と同じ『帝君』の称号を授けられている。
…そうだ。
関平も出世したなぁ。 張飛は四川で、甘寧は長江中流の一部地域で
水神として祀られてるというだけで、
何か宗教などで神格を得ているわけではないよ。 あの三峡ダムで本来の鎮座地から移動したけど
張飛の首塚から発展した張飛の本廟・張桓侯廟では
「桓侯大帝」
という神号で祀られているという。
但し、張飛は没後間もなく蜀漢から贈られた桓侯の諡以外は
歴代の正史に贈諡・加号の記録は無い。
帝号はどうも信奉者らの私称らしい。
それと張飛は一部の経典でのみではあるが道教神にされている。
それは「貫斗忠孝五雷武侯秘法」という道教経典で、雷部神としての諸葛亮の配下神として五虎将が配されている為である。
ただこれは成立年代が明らかに宋末から元にかけての物である上に
一般的にはならなかった。
関羽の水神伝説は民間で多く伝えられ、関羽が青龍堰月刀で井戸を作ったなどの伝説がある。
恐らく>>57の言う塩商人の崇敬、多分解池での塩の生産守護神であったのが大きな理由であろう。
張飛が水神となったのには
1・河畔の雲陽に墓廟が営まれた事
2・それに伴い斬首された張飛の首級が雲陽の岸に流れ付き
霊異を顕したという水神や水死鬼の典型的な類話が付与された事
による。
初代サマナーの中華街で出た来たね
ただ、デザイナー金子やスタッフの勘違いで、
表記は「カンテイセイクン」だったけど 分かりやすいほどキャラが立ってるし、
特徴的なエピソードも多いから、そりゃ人気も出るわな。
正史読み始めた人には一転不人気になるけど、
深く知ってくるとまた好きになってしまう不思議。 大阪・ミナミに華僑の神様が鎮座!
日本で中国専門ショッピングモールを運営する上海新天地(東京都品川区)は16日、
大阪市中央区の「上海新天地大阪店」で三国志の武将、関羽をまつる『関帝廟』の入魂式を行った。
関帝廟は商売の神様として信仰され、わが国では横浜中華街や神戸南京町に設置されている。
今回の関帝廟は大阪府吹田市の商業施設にある中華街の閉鎖により、上海新天地大阪店に移設することになった。
日本橋電器街の北側で、近くには料亭向けの高級食材を扱うことで知られる黒門(くろもん)市場や、
なんば、心斎橋などのショッピング街があり、大勢の商業者が存在する。
同社の羅怡文社長は「この地域の商売の神様として定着させていきたい」と来店客の増加とともに、
地域の盛り上げの核として大きな期待を寄せる。
また、同店の南側約1キロの距離に、商売の神様として名高い「今宮えびす」もあり、
日中両国を代表する商売繁盛を願う神様の競演となる。
同店は中華レストランやカラオケボックスなどを備え、あらゆる中国製品をそろえているのが特徴。
ソース フジサンケイビジネスアイ
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200612170014a.nwc 中国だけに留まらないのがすごいよな。
マレーシアやシンガポールなんかでも関帝は有名だったはず。 華僑のいるところ、どこにでもあるね
劉備が嫉妬するぞ 明だかのときに、
臣下が主より位が高いのは反逆だとかで
一度位を剥奪されてたよな。 うん。あの時には張天師すら「天師」は天子に対して非礼、として正一真人に称号を換えられたし。封禄は変わらなかったけどね。
何せ洪武帝から臣下出身の神で称号を剥奪されず
逆に称号を贈られたのは碼祖ただ一人だったとか。
そういや関羽(原題・関公)ってドラマあるんだね。
若き日の奥さんとの馴れ初めと別れとかいろんな話がついてるらすい。 調べてみたけど、特に現地でも話題になっていないドラマだな。
まあ、三国志ものってことで、日本でソフトを出す価値があると判断されたんだろうけど。
そーかぁ。なるほろ。
中国テレビドラマでやってたの取り敢えず出してみました、
って事ね。
んじゃ外れの香りがそこはかと無く漂って来そうだなぁ。 でも、中国じゃ今三国志の大河ドラマの制作準備が進んでいて、来年から撮影に入る計画。
こちらは巨額の投資が計画されて、もう撮影前から話題騒然になっているから、
かなり期待できると思うよ。
完成はオリンピックの年になるかも知れないけど、
確実に日本版ソフトが出るだろうし、日本のテレビ局が放映権を買う可能性も大いにある。
>>72
それは楽しみだな。
NHKかCSのファミリー劇場あたりでやらないかな。 >>72以外の別のドラマの計画もあるし、
赤壁の戦いの映画の制作も決定しているし、
2007〜2008年は、三国志関連の映像化作品の制作が目白押し。
なぜこの時期に一斉に作るのか分からないけど。 関羽を主人公にした「関公」というドラマの、
日本語版DVDが発売されているね。 関羽主役の三国志新武伝ってのもあるよ。
日本でもDVD出てる。
曹操が関羽大好き過ぎて姦雄になってない変わった作品ww >>78
人物としては岳飛、
伝説、または神としては関羽かと。 岳飛はまさに英雄って感じだけど、
関羽は商売繁盛の神様だからな・・・・・・
決して英雄じゃないわけではないんだけど。 人生在世。貴尽忠孝節義等事。方於人道無愧。
庶幾可立天地之間。若不尽忠孝節義等事。身雖在世其心既死。
可謂愉生。凡人心即神。神即心。無愧心無愧神。
若是欺心。便是欺神。故君子三畏四知。必慎其独。勿謂暗室可欺。
屋漏可愧。一動一静。神明鑒察。十目十手。
理所必至。況報応昭昭。不爽毫髪。
淫為諸悪首。孝為百行原。但有逆理。於心有愧者。勿謂有利而行之。凡有合理。
於心無愧者。勿謂無利而不行。若負吾(念帝)教。請試吾(念帝)刀。
敬天地 礼神明 奉祖先 孝雙親 守王法 重師尊
愛兄弟 信友朋 睦宗族 和郷隣 別夫婦 教子孫
時行方便 広積陰功 救難済急 恤孤隣貧 創修廟宇 印造経文 捨薬施茶
戒殺放生 造橋脩路 衿寡抜困 重粟惜福 排難解紛悁資成美 垂訓教人 冤讐解釈 斗秤公平 親近有徳 遠避兇人 隠悪揚善 利物救民 回心向道
改過自新 満腔仁慈 悪念不存 一切善事 信心奉行 人雖不見 神已早聞
加福増寿 添子益孫 災消病減 禍患不侵 人物咸寧 吉星照臨
若存悪心 不行善事 淫人妻女 破人婚姻 壊人名節 妬人技能 謀人財産
唆人争訟 損人利己 肥家潤身 恨天怨地 罵雨呵風 謗聖毀賢 滅像欺神
宰殺牛犬 穢溺字紙 恃勢辱善 倚富圧貧 離人骨肉 間人兄弟 不信正道
奸盗邪淫 好尚奢詐 不重倹勤 軽棄五穀 不報有恩 瞞心味己 大斗小秤 仮立邪教 引誘愚人 詭説昇天 斂物行淫 明瞞暗騙 横言曲語 白日呪詛
背地謀害 不存天理 不順人心 不信報応 引人作悪 不修片善 行諸悪事
官詞口舌 水火盗賊 悪毒瘟疫 生敗産蠢 殺身亡家 男盗女淫 近報在身
遠報子孫 神明鑒察 毫髪不紊 善悪両途 禍福攸分 行善福報 作悪禍臨
我(念帝)作斯語 願人奉行 言雖浅近 大益身心 戯侮吾(念帝) 斬首分形 有能持誦 凶消聚慶 求子得子 求寿得寿 富貴功名 皆能有成 凡有所祈
如意而獲 萬禍雪消 千祥雲集 諸如此福 惟善可致 吾(念帝)本無私
惟佑善人 衆善奉行 母怠厥志
勧世箴曰
做好人。 行好事。 讀好書。 説好語。
此四語。関聖帝君。平日箴言也。載於此。発人猛省。
以上、大阪関帝廟清寿寺配布の経文校訂して載す。 >>85訂正
×戯侮吾(念帝)
○戯侮吾(念帝)言
横浜中華街の関帝廟に行ったが、線香が六百円位していて
高いから買わなかったらつまみ出された。 本当かよ?
修学旅行生徒とか、あんまり買ってねえ気がするけど。
あれって強制、だったっ、け? >>96
参拝には一連の作法があるから、それを逸脱したアドリブをきかすのはよくないらしいな・・・。
ただぼーーっと見学したり写真撮ったりするのはいいのかな?
>97 団体様はまとめて布施みたいなことしてるんじゃないのかな?
>98 忠告感謝 映画「赤壁」はそうだろうけど、
他のはどうなんだろうか・・・・・・
最近、武侠もの作りすぎたからその反動かな
邪悪な超能力者気取りの幼稚な所業は
まさに低級たぬき憑きの証左だな。ww
中身無し。ww
↑ん、そんな話あったっけ?
張角スレなら解るけど。
台湾に関羽生写真があるって聞くけど、どんなんかなー このウィキ見たら、香港映画で地球侵略しにきた宇宙人を
関帝さま(開眼した関帝像とあるから、三国時代の生関羽の事じゃない)が退治する、
なんてのが紹介されてるやん。
何だかなあ… 関羽の実像を深く知りたくても
正史の記述は少なすぎる… 何か、今まで知られていなかった信憑性のある資料が発見でもされればね。
正史ばかりってのもつまらんし。 今となっては幻のアニメ、三国志〜天翔ける英雄たち(だったっけ)の関羽様が
一番格好良かった希ガス。
嵯川哲朗さんという方が声をあてられてたんみたいなんだけど、渋くて凄く良かった。
あの頃のアニメはまだ浮ついてない骨太さがあったように思うのは気のせいかな。
まあかなりトンデモな内容ではあったけど、子供心に素直に感動した、思い出に残る作品でした。
この作品の影響で最初から今まで三国志で一番好きなのは関羽なんだよなぁ
機会があればまた見たい。
http://ctrading.co.jp/shop/35_650.html
横浜中華街散策で惚れ込んだ関帝像。
約4万だけどカッコよすぎるので給料日に買うわw 龍に乗った関羽カコイイ。強そうだし厳つくてええのう
少々値が張るけど俺も欲しいなぁそれ
部屋に飾っておけば勇気が出そうだし。
中華街歩けばほかにも関羽グッズに出くわしたりするんだろうか
今度行ってみるかな 俺は同タイプ(かな?)のものを
9800円くらいで買えたよ。
大世界から東へ行った場所にある店にご光臨してたな。
龍に乗った関羽か、赤兎馬に乗った関羽か、どっちか迷ったけど
龍のバージョンをゲットしといた。
関羽グッズは相当多いよ。
彩色つきなら陶芸物とかもあるけどこれは相当に値が張る。
>>115がいってた関羽像以上の値かも。 >>113
一方で、関羽を題材に創作をする立場からは、
豊かに想像をふくらませることができるな。 実際にその柔軟さは存分に活かされてるね。
水滸伝の関勝の設定、地元の湖畔を干上がらせた軍神蚩尤を倒す話
文官を惑わすために近寄ってきた邪悪な女狐を一刀両断にしてしまう話
センスがあって興味をそそる伝説も多い。
青龍偃月刀の創作秘話も好きだな。
天下の名匠に打たせ、またとない強度に仕上がった刀に
天空から青龍が雷鳴のような轟音と共に降ってきて
その刀に宿る話とかも神になった関帝の神秘性を高めるような内容で面白いよ。
>>121
その紹興酒呑んだら顔が赤くなって戻らなくなるかもw 最近俺の顔確かに赤いままだ…がこれは日焼けだった(笑) 墨攻観たけどアンディ・ラウの関羽役も見てみたい気がした。
まあ革離役まんまで超雲やってもよさそうだけど