『隋唐演義』は、清代に書かれた通俗歴史小説で、『隋唐志伝』『隋煬帝艶史』『隋史遺文』などを基に、唐代宋代の
伝奇小説や筆記、民間の伝承文芸から題材を集めて創作したとされるもので、隋による天下統一と、隋崩壊後の戦乱、
唐による天下統一、武則天の登場、安史の乱までを描いている。
 日本では安能務版と田中芳樹版の二つの日本語翻訳版が存在する。