戸塚ヨットスクール

1976年、戸塚宏により「オリンピックで通用するような一流のヨットマンを育てる」という理想の下で設立される[2]。

教育方針は校長の戸塚宏が提唱する「脳幹論」と称するものに基づいている。この「脳幹論」とは、「青少年の問題行動は、脳幹の機能低下により引き起こされる」という持論に基づき、「アトピーや喘息、出勤・登校拒否、引きこもり、癌なども、脳幹を鍛えることによって克服できる」と説くものである。しかし、それらの主張を裏付ける医学的根拠はなんら存在せず[3]、第三者による客観的・科学的な検証も不十分である。当然、戸塚は医師・医学博士ではなく、医学の研究に携わったこともない。