兼城橘は動きもノリも悪い

>ここ1、2年の間の橘の演奏・演技をちらちら見ていて、特にパレードで「なんで田中先生の時代のような楽しさや橘を見る・聴くよろこびがにじみ出てこないんだろう」と、何かモヤモヤしていたのですが、ブラス・エキスポのパレード・交歓コンサートの様子を見ていて、何となく分かりました。

>田中先生の頃は、パレードの流れを停滞させないように、ある程度テンポが一定になるような選曲・編曲・構成を心掛けていた…という印象なのですが、ブラス・エキスポなど最近のパレードでは結構テンポが頻繁に変わる構成(以前は終始同じテンポを通していた曲も、曲のラストでリタルダンドさせたり、テンポ変動の激しい曲を入れたり)で、何か「曲を聴かせよう」「演奏を聴かせよう」という作為が見え見えの印象です。パレードとしての素直さに欠けている感じで、私には楽しめません(私に言わせると、それはステージでのドリルや座奏でやればいいのでは?…という感じです)。
結果的にゆっくりテンポの部分が多くなり、橘得意のステップも以前に比べるとずいぶん省エネ型になったように見えてしまいます(2016〜17年あたりのパレードを見てると、もうホントに動きっぱなしで、今更ながら驚きます)。

>田中先生の頃は、シングには演奏演技する方にも、聴く(見る)方にも、とてつもないカタルシスがあったと思うのですが、交歓コンサートの演奏にはそういった熱を感じることが一切できませんでした。
「橘としてはシングやらない訳にはいかないので、一応やりました」って感じなんでしょうか?