どもども。
最近は出来るとこまで自力でやって、出来ない所、重要な所をスタジオでっていうやり方が多くなってきましたね。
経済的にも、それから自身のスキルアップの為にも宅録とスタジオの併用はイイやり方だと思います。
やっぱりドラムとボーカルだけスタジオでというパターンが一番多いです。
(スタジオ的には経営悪化の一原因で頭が痛いんだけどね。ま、時代の流れですな)

>宅録のライン録りとプロのレコスタで録った音が同時に鳴ると変に聞こえちゃったりしますかね?
んー、とんでもない変な音(音質酷い)でなければ問題無いかと。
宅録と言っても変なマイク使ったりって事は無いみたいなので、その辺は大丈夫かな。

>ギターやベースなどのパートをバラ分けにしてWAV出力しておくとかでしょうか?
これ必須ですね。ミックスまで考えているのなら。
よく「歌だけ」を録音しにこられる方は、別スタで録った仮MIXされた2ch音源だけを持ってきて、それに合わせて歌録って帰るというケースもあるのですが、
ドラムの差し替えや本ミックスまでやる場合、全パートが別々になったパラ音源が必要になります。

>仮ミックスについて
仮ミックスまでやってくる人は少ないんですが、こっちとしてはありがたいですね。
何と言っても、「最終的にどんな感じの仕上がりを求めてるのか」というのが口で聞くよりハッキリ分りますから。

「あ、ギターはあんまり派手に前に出ない方がいいんだ」、「サビのストリングスは目立っていいのね」、「このパーカッションは左寄りか」などなど。
エンジニアの楽曲理解度が一気に上がる=時間短縮になるので、仮ミックス出来るのであれば持ってきてもらって全然いいです。
今回のような場合は下手に自重しなくていいですよ。どうせ本ミックスはパラ音源からゼロからやるので。
なので、やりたい事を全部やった、限界まで自力を出した仮ミックスでOKです。
ただ、パラ音源をリバーブかけたまま出力したり、マスターコンプかけた状態で出力したりしないよう注意ね。パラ音源はあくまで素の音で。

>流れとしては、まずドラムの子に持ち込んだ仮ミックスを聞きながら録音してもらい
ここは仮ミックスはいらんでしょう。仮ミックスはあくまで最初にエンジニアに聴かせて、理解してもらう材料。パラ音源のデータを取りこんでる間にでも流してもらったらいいかと。
んでパラ音源の取り込みが終わったら、少しエンジニアに時間をあげて。いきなりやってきた膨大なパラ音源を整理するのに時間かかるから。
ま、その間にドラムさんにセッティングやらチューニングしてもらって、ついでにウォーミングアップしてもらえばいいかと。
で、ある程度整理して準備が整ったらドラム録り。
どの道パラ音源の整理と調整はしなきゃだから、急いで仮音源でミックス始めるより最初にやっちゃった方がいいと思われ。自分ならそうします。

後はまぁ、ドラムさんとボーカルさんにレコスタ入る前に仮音源を渡しておいて、理解度を上げてもらっとくといいかなぁ。
出来ればレコスタ入る前にリハスタで打ち合わせして、チェックしとくといいかも。
一番大事なボーカルのニュアンスとかも、仮ミックスさえあればレコスタ入る前にいろいろ注文出したりして煮詰められるしね。