レコーディングスタジオあれこれ
こんな最悪なエンジニアがいた! とか どういう録り方してる? とか 適当に語ってください。 >>200 正直、レコスタはぴんきりだから地域やスタジオのレベルによって値段も腕も全然変わってくるよ。 ただ、流通に乗せても十分に通用するレベルを基準に考えると、都内だったら1日ロックアウトで8万前後、バンドなら1日1曲 くらいを目安にした方が良いんじゃないかな。 スタジオの使用時間には基本的にミックスの時間まで込みの場合が多いからさ。 もちろん、上記の半分の時間や値段でやれないこともないけど、その場合はまずどこかにその付けが回ってくると思った方が良 いよ。 1時間5千円から1万円までならどこでも同じような環境だと思う。 もちろん、エンジニアの力量は違うだろうけど、1万のエンジニアが5千円のエンジニアに 負けてることもあるだろうし。 >>200 曲のジャンル、録音方法、長さ、プレーヤーの腕、ミックス・エディットの必要性の大小にもよるので一概には言えませんが、 「普通に考えたら」50時間以上は必要です。 基本、1曲1日と思いねぇと書いてきましたが、ここで言う1日とは約8時間と想定してます。 ですので6時間ではかなりキツイと思われます。 レコをするかどうかの判断はそれぞれですが、経済的に言うなら費用を回収出来る見込みが無いのであればやめた方がいいです。 ちゃんと弾けるか自信が無い場所がある、またはメンバーがいるなら言わずもがな。 一番まずいのは、アルバム発売予定!!などとファンに大口を切る一方で、レコの費用をケチってショボイ物を作って売っちゃう事。 これではファンに見限られます。 それなら曲数を絞ってクオリティを上げるか、「デモ」アルバムなどと銘打って「あくまでデモだかんね!反応良かったら今度ちゃんとしたの作るよ!」っていう 空気を匂わせておいた方が孔明です。 また、費用には余裕を持たせておく事をお勧めします。 30万までならギリギリ出せるから、30万内の時間でギリギリまで曲数詰め込んでやろう!っていうのはダメです。 なんだかんだでミックスが終わり、メンバー全員がその場で納得して終了しても、帰って聞き直したら、 翌日聞いたら「やっぱりここはああしてもらえばよかった…」っていうケースはよくあります。 実際、プログラムが終わった後でミックスの修正希望で来られる方もいます。 その際に、「どうしてもここが気になるけどもう金ないお…(´・ω・`)」ってならないよう、予算は余裕を持たせておくといいでしょう。 一度気になるとずっと気になっちゃうもんですし、最悪リミックスしてる期日が無くプレス工場行きになると悔いの残るCDが出来ちゃいますよ。 余談 「あくまでデモだかんね!反応良かったら今度ちゃんとしたの作るよ!」 実際この手を一番使うべき場面はレコード会社へデモテープを送る時です。 つまりミックスはほどほどに、雰囲気や勢いが伝わればいい程度に留めておくのがベター。 ガチガチにミックス・エディットして「完成形」を作っちゃうのはお勧めしません。 なぜかと言うと、ミックス面が完璧になればなるほどメンバーの演奏スキル、その曲自体の良し悪しが浮き彫りになってくるからです。 音質やミックスは悪くないのに何かこの曲パッとしない…→あんまいい曲じゃないな→演奏も下手だな→不採用→('A`) 一方、あきらかにミックスが不完全であれば曲の良し悪しや演奏技術の不足をある程度「ミックスのせい」と思わせる事が出来ます。 なんかパッとしないな→でもこれミックスが不十分だよな→ちゃんとスタジオでやらせてみたら化けるかも→一回予算出してやらせてみるか→(・∀・) ガチガチにいい物を作らないと受からないと思ってる人多いけど、実は逆な事が多いです。 とにかく可能性を感じさせる事が一番大事。その為に、あえて未完成に留めておくのは有効です。 まぁこれはレコ会社に送る時の一つの手であって、一般客に売る時はこれじゃダメですけどね。逆に見限られますw >>49 様、 長文アドバイスありがとうございました。大変勉強になりました。 まさしくがちがちにいい物を作ってデモ送ろうと思ってました。 とりあえずリハスタ録りの出来る範囲でいいものを作ろうと思います。 >>200 20万が高い?何枚売る気なのさ・・・ 一枚1000円のミニアルバムなら、200枚売れば回収できるんだぞ? アマチュア(インディーズ)でも、そうだな 最低1000枚から1500枚くらいは売る見込みがないなら、 レコスタを使う意味がないんじゃないか デモ的な音源、配布用の音源みたいなのが欲しいなら、 リハスタ1室2日間貸切+自宅でみんなでmix、で予算10万もかからんよ >>207 プレスやアートワーク制作やディストリビューションを無料でやってくれる業者を教えてください。 >>208 は>>207 が原価を考慮せずレスしていることに対しての皮肉だろ。 >>207 おっしゃる通りです。 まだ結成したばかりのバンドで、売れる見込みなんか全くないので、 とことん安く作ろうと思います。 ファビョっちゃうぞーい >>208 自力でやるんだよ。CDRでコピコピー。 ジャケなんて白黒コピーで、カッターで切って。 ケースは業者から買えや 物事には規模と段階があるんだよ 原価とか笑わせるなw 主意は「売る見込みがないなら、レコスタを使う意味がないんじゃないか」っていう部分だろ >>213 それじゃあ1000円じゃうれないね☆ 君自分のCD売ったことないでしょ? 1000枚、1500枚も手売りで売れるバンドならインディレコード会社の人がほっとかないよ。 アマチュア(インディーズ含)で、1日で1000売れるバンドはほとんど居ないだろうが、 2年3年かけて1000売れるバンドはそこそこ居るよ レコ費というより、プレス費の問題があるから、 やっぱり1000くらいはいっといたほうがいいと思うけどね。 500くらいだとさすがに割高かな。 とにかく、金の話をするなら経営スレに行った方がいいんじゃないかな 主意は「>>213 レベルのCDじゃぁ、1000円で売るのは難しいんじゃないか」っていう部分だろ 10数年ぶりにスタジオでレコーディングしたんだが、 機材ってとんでもなく進歩してるんだなあ。 ど素人ですが、 演奏するだけしてエンジニアさんに頼りっきりで録音してきました。 歌詞カードすら持ち込み無し。 ミックスも「おまかせで」状態。 家で聞いたら「ボーカルが小さい」と思ったので 後日「声の音量あげて下さい」と頼みにいきたいんですが… 失礼過ぎますか?? お前ヒドイな バンドやってないオレから見てもヒドイ おまかせって…… 自分たちの曲をおまかせって…… お前何がしたいの? >>223 失礼って言うか、馬鹿 エンジニアも怒るのを通り越して声も出ないだろうな >>223 何でその場で聞いてみなかったのよ? 失礼っつーかスタジオにデータ残ってて、追加料金払うならOKじゃないかな。 久し振りに登場。 >>223 実際、こういうバンドは多いですよ。 ミックスそのものが全く分かってなくて、何をするのかも知らないから注文も出せない。 (ましてや音楽ですから、抽象的表現で伝えるしかないですしね) ただ、歌詞カードと構成表は持ってきてねw(用意してあるだけでエンジニアも気合が入ります) で、行き着くところは「おまかせ」と。 ミックスはこちらの仕事なので、おまかせでも別に失礼とは思いません。 むしろ、ミックス前半〜中盤はお任せしてくれた方がやりやすいです。 好き放題というと語弊がありますが、いろいろ試せますし、自由にエディット出来ますから。 ただし、後半、最後の仕上げはメンバー全員ちゃんと聴いて判断する姿勢は大事です。 ここまで「他人事」みたいな姿勢だと、ちょっとやる気を疑いますね。 エンジニアとはいえ他人なので、「これはこれでアリ」のラインまでしか持っていけません。 そこから先がバンドの個性、色を決める部分なので、メンバーチェックがどうしても必要です。 ちなみにボーカルの出具合はよく言われるポイントです。 ボーカル、歌詞重視のポップスバンドはボーカル大き目。ハードロック、メタル寄りのバンドはギター重視など。 ダークな雰囲気が売りのバンドなんかはポップスではありえないほどボーカル引っこめたりしますね。 で、後日頼みに行くのは失礼ではないのですが、スタジオ料金はかかります。例えボーカルのフェーダーをちょっと上げるだけでもね。 逆に金さえ払ってくれればゼロからミックスし直しでも失礼ではないです。 私からすればミックスし直しの依頼は自分の不手際、未熟と受け止めますので依頼側が失礼とか思う必要はないです。 尚、手直しは最終段階のデータが残ってなければ不可です。 出入りの激しいスタジオでは1週間ほどでデータを消してしまう場合もあります。(でないとHDD容量が速効で埋まる) 念のためスタジオに確認し、最終データは自分たちでHDDを持参し自分たちで保存しておいた方がよいです。 >>223 別に失礼じゃないよ どんなに丁寧で手際のいい仕切りの仕事でも 最後の最後で金払いが悪いとかのほうがよっぽどウザい バッチリ金払ってくれる上に口は出さない素人。 すばらしい。 もちろんボーカル0.1db突くだけでも追加料金はキッチリ頂きますよ〜 お返事ありがとうございます。 安心しました! 何を口出しして良いか全くわからなかったのが事実です… 最終確認の時はでっかいスピーカーで 大音量で気づかなかったのですが、家でイヤホンで聴いたら 「あれ?」ってなりました。 もちろん料金は払うので早めに電話してみます! >>228 IDが57ですね、いつもお世話になってます。 >>229 巨大スピーカーでもイヤフォンでも同じように聞こえるというミックスは誰にもできません。 スタジオのモニターで音量を小さめにして聞かせてもらうとか、そういう工夫もしてみて下さい。 イヤフォンでも500円のと5千円のと1万円以上のでは音が天と地ほど違いますよ。 家庭用オーディオ的なものが一切置いてないスタジオってあるのか? コントロールルームになくても、どこかしらに何かしらあるだろ ミニコンポでもラジカセでもおkでしょ ラージがあると仮定して、ラージでもニアフィールドでも違和感がそんなになく、 かつミニコンポなりラジカセなりでもおkラインなら大抵問題ないと思うよ ごめん、ラージって言葉を使ってみたかっただけなんだ >>233 中野のみを基準に見てみる。 ・平日8hで56,000円、土日祝で65,000円 Point :エンジニア代込み! (・∀・)イイ!! ・作業をスムーズに行うため、事前の打ち合わせをさせていただきます。 Point :【平日600円/土日祝800円/1h】 打ち合わせに金取るの(・A・)イクナイ!! ・深夜料金(一律) 5,000円 Point :基本料金に上乗せで5,000円が発生するなら (・A・)イクナイ!! ・入室されるメンバーの方の中に非会員様が1人でもいる場合は、会員料金の部屋代に対して2割増計算となります。 Point :レコード会社など外部をいろいろ連れてきたい方々にはこのシステムは(・A・)イクナイ!! ・メインブースと他にサブブースが2つある Point :一発録り(同時録音)がしやすい。 (・∀・)イイ!! 個人的考察 ・基本コンセプトはこのリハスタをよく利用する人のレコーディング向けスタジオ ・マイク、マイクプリ、外部エフェクタ、DAWなどは普通レベル。悪くはない。ただちょっとプラグインが少ないのが残念。 ・リハスタを兼ねてるので、Gtアンプやドラムなどレンタル機材の幅が広いのは強い。 (ただリハスタと兼ねてるから、使いたい物は事前予約で決めとかないと当日使われてる。もしくはメンテ中とか) (また、リハスタなので常に多くの人に使われるので、メンテナンス次第でコンディションが落ちてるかも) その他の重要な要素 ・エンジニアの腕、人柄=UNKNOWN ・スタジオの鳴り=真後ろにリハスタブースがくっ付いてるが、ドラムやベースの低音が響いてこないか心配 ・アメ村店より中野の方が機材は良い 総評 良くも悪くもリハスタに練習に来るバンドがそのままレコーディングも出来るように作られたスタジオ。 レコード会社やプロダクション的には使いにくいが、そこら辺のバンドの録音には必要十分な域。 >>234 とても参考になりました。ありがとうございます。 僕が行ってる普通の練習スタジオにはミキサーが置いてあって、「演奏した曲をCDに焼けます」って書いてあるんですけど、それでドラムのみ録音できるのでしょうか? マイクをドラムに近付けて録ろうと思ってるんですけど >>237 「CDに出来る」と書いてあるなら、出来るんでしょう。 ただ、最悪マイクは適当にセッティングしてもいいですが、ミキサーの知識は必要になります。 使い方が分からなければ、店員に聞きましょう。 恐らく6Input以上はあると思うので、Kick、Snare、HH、FT、Tom、TopL、TopRとセッティング出来ればOK。 これで7chなので、8chのINPUTがある場合はBassをラインで繋いでドラマーのヘッドフォンに返して一緒にプレイ出来るとやりやすいかもですね。 それかクリック。 最低限は2chでDrL、DrR。この場合はドラムの正面に2本立ててあげるのがベターでしょう。 (上に立てると金物がうるさい上に、キックを拾えない) ただ、CD=2chなので何本マイクを立てても最終的には2chに混ざった状態で持って帰る事になります。 その為、あとでスネアでかすぎ!キック聞こえねぇ!って事にならないよう、録音前に十分にバランス調整してから録音しましょう。 レコすぐ後って細かいとこ気になるけど、 二ヶ月くらい放置して聴き返したら意外とすっごい良かったりするよねw >>241 すごく分かるけど、それでいいのか、という気もする。 この前、安いからって横浜のstudio u-beってとこでレコしたけど、 ひどすぎ、、。自分でやるのと変わらん。というか自分で録った方が、、。 最近はレコスタの必要性がイマイチ分からなくなってくるな。 設備もさることながら、エンジニアの腕が大事なんだな 吉祥寺の分家ってスタジオで録ったことある人いる? リハスタレコーディング。超安いんだけど。 分家スタジオでやったことはないけど、 確かあそこはアナログテープでレコーディングしてくれるみたい。 対バンしたバンドが分家でレコーディングしてて結構カッコイイ仕上がりで、自分もスタジオがどんなか気になる。 >>244 >studio u-be 同業者批評はあんましたくないんだけど、レコスタのくせにHPにマイクが乗ってないのが怖い…。 マイクプリもMACKIE / ONYX1640だけっぽいので、この段階で音質は宅録とそう変わらない可能性も。 プラグインにWAVES DIAMOND BUNDLEがあるのが唯一の救いか。 でも原音の質が疑わしいので、プラグインでなんとか補正してやっとという感じが予想される。 後はもうエンジニアがどこまで頑張るかってところだけど、 >作業時間は求めるクオリティにより異なりますが、デモテープクオリティであれば1曲に1〜2時間前後といったところです。 間違いじゃないけど、1〜2時間だと本当に仮仮仮ミックス程度になる。 バンドの求めるデモミックスのクオリティと、現実に1〜2時間で提供出来る仮ミックスのクオリティで見解の相違が起こりそう。 >>49 様 分家についてはどう思いますか? ここもマイクについては何にも書いてません。分かってるのは、 ・アナログテープで録音。 ・6時間19000円(録音のみ) ・ミックスはエンジニア氏の預かりのみ(立会い不可)で一曲1000円。←これ直接聞きました。 エンジニア氏曰く、「アナログで録った方が絶対に音がいい」「ここでメジャーの アルバムもレコーディングしたこともある。音質自信あり」とのこと。 ドラムをマイク2本で録音するときは正面に2本立てるか、1本は正面に、もう1本はキックに近付ける方法とならどちらがいいんでしょうか? >>249 >分家 HP見たけど、情報少ないねー。 マイクどころかプリアンプやプラグインも乗ってない…。 リハスタ兼レコスタってスタイルは大分メジャーになってるけど、ここはレコスタとしての比重はかなり低いと思う。 一瞬、よくある「MTR貸し出してセルフレコーディング出来ますよー」っていう投げっぱなしサービスかと思った。 個人的に、値段よりレコーディングパック6時間19000円(16Track or 2Track)の(16Track or 2Track)ってとこが気になる。 貸出機材のとこにミキサー・Beringer MX2004A(16ch)ってのがあるが、まさかこれで録るんじゃ…。 でもこれって確かマイクプリが16個付いてるわけじゃない(確か8?)から、同時録音可能トラックは8chまで? しかもべリンガーは確かに安いわりにチャンネル数が多いアマチュアに優しい機材だけど、べリンガーの、しかもミキサー内臓マイクプリを 使うのであれば音質は下手すりゃ宅録より劣る。 (16Track or 2Track)の2Trackの部分がアナログテープレコーダーの事なんだろうか。 実際、アナログテープの音はいいっちゃいい。けど、好みによる部分も多いよ。自分はどっちかというとそんなに好きじゃない。 もちろん使う時もあるけどね。何でもかんでもアナログ最高ってわけじゃない。 大手スタジオのオープンリール(アナログテープの事)は、機材もしっかりメンテされてて最高の状態で録れるけど、リハスタのってその辺が心配。 アナログ機ってのはほんとメンテが命なんで、録音ヘッドが数0.1mmずれてるだけで音変わっちゃうし。汚れもちゃんとアルコールで取っておかないとだし。 テープ走行系モーターがちゃんと一定スピードで動いてるか、電圧調整、etc。 そういったデリケートな部分をちゃんとした知識、経験でフォローして初めて「いいアナログの音」で録れるんで、単にカセットテープとそこら辺のテープレコーダーで 録っただけの音は「いいアナログの音」にはならないよ。むしろテープ独特のサーっていうヒスノイズに困ったりね。 それだったらデジタルでクリアに録った方がいいし、早いし、簡単だし、コストも低い。こういう点からアナログテープ録音は廃れていったのね。 もう一つ気になるのが、2ch録音ならまだ分るんだ。シブイチ(1/4)インチのアナログテープなんだろうなと。 けど、16ch全部をアナログテープで録れるんだろうか。16ch同時にREC出来るアナログテレコはものっすごい高価だし、そもそも現行販売してないし、 デジタル化の中で大手スタジオでも残ってる場所は限られてる。あっても物置テーブル代わりになってたりね。 加えて2ch以上同時録音可能なハーフインチ以上のテープは値段も高い。1/4インチならまぁ1000円くらいだけど、ハーフ以上は1個5000円〜2万円くらいする。 となると値段設定とどう見てもかみ合わない。 結局、アナログだのなんだのってのは売り文句で、実際はしょぼい機材でサクっと終わらせられるんじゃないかなーと客観的には思う。 ほら、「アナログの方が音がいい」とか言うとベテラン、プロっぽい、こだわってると思うでしょ。 どうも釣り文句臭いんだよなぁ。 ちなみに、「メジャーも使ってる、音質自信あり!」なんてのはどこのスタジオでも言う事。 ありふれた売り文句なんであんま気にしない方がいい。 例えば、メジャーが来たのが1回で、その後まったくメジャーと関わりがなくても言っちゃう場合もあるわけで。 昔ここでレコしたバンドが売れてメジャーに行って、今はもう使ってくれてないのに「メジャーも使った!」と言っちゃう場合もあるわけで。 また、「レコーディングしたこともある」と言う言い回しは注意。 実際、メジャーの人達はいろんな場所でレコーディングしてくる事が多い。 Dr、BaはAスタジオ、Gt、シンセはBスタジオ、Vo、ChoはCスタジオと渡り歩く事はしょっちゅう。 理由は、常に大手のでかいスタジオを使う予算が無いとか、でかいスタジオが埋まってて使えないとか、立地関係とかいろいろ。 もしアーティストの拘りがあって、Dr、Ba、生ピアノ、Gt、ストリングスを全員で合わせながら同時に録りたいなんて場合は、スペースと機材の関係で大手じゃないと難しい。 けど、Drだけ、Baだけ、Gtだけって場合は、最低1ブースあればいいので小規模レコスタでも(それなりの機材が備わってる場所であれば)可能。 むしろ無駄にでかいスタジオ借りるより予算も安く済むので、こういったスタイルは多い。 しかし、最後のミックスだけはちゃんとした場所とちゃんとしたエンジニアがやらないとダメダメになってしまうので、ミックス・マスタリングに関しては 多少金が掛ってもどこもしっかりやってるよ。 まぁ何が言いたいかというと、多少設備や広さに難のあるスタジオでも、メジャーの曲の「一部の」「録音だけ」に関わる機会は割とあるって事。 レコスタと謳ってる所では珍しくも凄くもなんともない事。売り文句にはなる程度かな。 「レコーディングからミックスまでした!」ってんなら「ほー」と思うが、「レコーディングだけ」の場合ならそんなに驚かない。 とはいえ、いくらなんでもリハスタ兼レコーディングも一応出来ますよみたいな場所で、HPに機材も満足に書いてない場所をレコード会社が使うとは考えにくいが…。 以上の事を客観的に考えると、圧倒的に情報不足過ぎるので信用出来ない=避けた方が無難というのが結論かな。 エンジニアの腕だけは分らないから、エンジニアがしっかりした人ならなんとかそれなりのクオリティに……いやでもこの設備は無いな。 まぁあくまでプロのレコ屋が評価するとこうなるってだけなんで、バンドから見て使いやすかったら有りでもいいのでは。 騙されたと思って19000円掛けてみるのも……ってかこれ延長出たらいくらかかるのかも書いてないね。 >>250 好みです。 ポイントとして、正面に2本の場合はステレオ感有り、正面1本キック1本の場合はほぼモノラルになります。 例えばライドが右、チャイナが左だった場合、ちゃんとステレオで取ればライドが右、チャイナが左から聞こえます。 交互に叩きならすようなプレイの時はかっこよく聴こえますね。 ただし場合によっては音像が少しボヤけるかもしれません。まぁそれも好みの範囲です。 モノラルの場合全部センターから聞こえるので、聞きにくいと感じるかもっていう部分はある。 まぁでも好みの範囲かな。 実際両方試してみて、気に行った方採用でいいかと。確認程度であれば。 >>49 様 超丁寧なレス、本当にありがとうございます。とりあえず敬遠して、宅録で 頑張ろうと思います。 >ってかこれ延長出たらいくらかかるのかも書いてないね。 スタジオが混んでない平日昼間だけのサービス、と言ってましたので、 多分延長不可かと。 メジャー云々は、舘ひろしの曲を録った、と言っていたのを覚えてます。 後は、ハイウェイ61、というパンクバンドのラストアルバム2枚を録ったと。 舘ひろしはどれくらい関わったのか謎ですが、ハイウェイ61の方は、 レコーディング全部請け負ったような感じでした。はっきり聞いたわけでは ありませんが。ミックス、マスタリングは分かりません。 ところでこれは余談ではあるのですが、分家の店主(と思われる)のエンジニア 氏曰く、「メタル以外はアナログの方がいい。メタルだけはどうもデジタルで録った 方がいい感じになるね」と言ってました。 実際、こういう話ってあるんでしょうか?このエンジニア氏の適正の問題でしょうか? >>254 んーなるほど、リハスタ店員兼エンジニアみたいな人を想像してたけど、経歴はそれなりの方のようですねぇ。 ただ機材も分からなければシステムも分からないので、これ以上はなんとも言えないかな。下手に間違った事言っちゃうとマズいし。 ただ自分としては、友人のバンドが「安くレコしたいんだけどどっかよさげなスタジオない?」って言われたらここは勧めないと思います。 >アナログとデジタル これはですねぇ、突き詰めるとほんとしょーもない討論になるので、さわり程度で留めておくのがベストです。 いわゆる「○○の方が音がいい」系の話題は全て、最終的には好みの問題になります。 もちろん正解が出てるものもありますよ? ヨドバシで買った1000円のマイクと、AKGなどの10万のマイク、どっちがいい音で録れるかって言ったら当然10万の方が正解です。 ですが、もっと高レベルの話で、10万のマイクと30万のマイクどっちがいい?ってなると、「どっちもいい、ケースバイケース(と自分の好み)で使い分けろ」が正解になります。 オーディオマニア(特にお年を召してる人)は皆口を合わせたように「デジタルはダメだ。アナログがいい」と言います。 もしそういう人と会話になったら、「そうっすねー」とか言って軽く受け流す事を勧めます。下手に噛みついたりしてはいけません。超長話を聞かされ「ね、アナログのがいいでしょ?」となります。 多少冗談も混じってますが、こういう傾向は確かにあります。 理由は、昔の人って音楽=レコードやカセットテープだったわけですよ。で、その音に耳が慣れちゃってる。純粋な音質評価に昔の情や思い出が混じってると思うのです。 良い悪いではなく、一種の懐古主義と言ってもいいかも。 しかし現在、デジタル化してない音源なんてほぼありません。CDはもちろん、レコードとして売ってる物などでも、録音行程のどこかで一度デジタル化されてる可能性が高いです。 ましてやネット配信なんていう時代ですからね。 ちなみに、原理的にアナログとデジタルを比べた場合、アナログの方が「音を正確に録音出来る」のは事実です。 これはデジタルの仕組みの問題で、越えられない壁みたいなものです。詳細は割合します。 でも近年、SACDやDVD-AUDIO等の技術発達によってデジタルもかなり進化してます。 実はとっくにCD以上の音質で録音する事は可能なのですが、それを一般人に流通させる際、どうしてもCDが一番メジャーになってるのでCDクオリティにあえて落としてるのです。 ブルーレイディスクとかで発売されても困る人多いし、売れないからしょうがないんですけどね。 と、こういう風に下手に「デジタルだっていいとこあるんだよ」的な反論をすると長話になりますので控えましょうw それと、オーディオに長けてる人の話は話半分で聞いておいて、鵜呑みにしない事を勧めます。 ケースバイケースで使い分けるのがプロ、絶対的な答え(んなもん無い)を作って他者を論破したがるのがオーディオマニア。 特に聴き専門のオーディオマニアは製作費やスケジュール、プロモート等の問題を無視して語りますのであまり参考になりません。 「メタル以外はアナログの方がいい」っていうのも、その人の中では正しい答えで、それ以上でもそれ以下でもありません。 現実はいい音楽を作るためにアナログ含めいろんな機材を使うのであって、アナログ使う為に音楽作ってるわけではないという事を忘れなければ大丈夫でしょう。 まとめ >実際、こういう話ってあるんでしょうか? あるところにはあるし、無いところにはない。アナログがいいと思っていてもプロの現場ではデジタルを使わざるを得ない場合も多々あるので、 アナログじゃないとダメだ!みたいな考えを持つと不利になるのは確実です。 >このエンジニア氏の適正の問題でしょうか? 適正というか好みの問題。また、そのエンジニア氏の周りの機材環境の問題。 >>49 さん B-TRAXって>>49 さんから見てどう思います? 知人から教えられたんですが、どんなもんなのかなあと思いまして >>49 様 なるほど。。勉強になりました。ありがとうございました。 デジアナ論議は確かに荒れる しかしながら一つ確かなのは、PTの利便性はアナログマルチの比じゃないって部分。 その利便性を捨ててまでアナログで録りたい、録らざるを得ない状況ってのはなかなかないと思う アナログ風味を出すプラグインもあるしな テープの不便さには戻れんよ 良スレすぎるw ミックスが大事というのはわかっていたが、 このスレ見て考えてた以上に重要なんだと痛感した。 次に録る時は丁寧にしよう 上の人とは別人だけど、1から読ませてもらったけど良スレですね これからバンド活動を本格的に進めていこうと思い、オリジナルを5曲ほどレコーディングしようと考えてます。 が、レコスタ使用経験がないので何処でやればいいのか、そもそも何で判断すればいいのかも分かりません。 安ければ安いほど助かりますが、安さで判断すると痛い目にあいそうなので…orz もしよかったら皆さん、オススメのレコスタを紹介して頂けませんか?m(__)m >>261 まさに今同じ時点です 俺も5曲録ろうと思ってるん だが なかなか進まないです MTR使ったりしてみたけど なかなか納得がいかないんだよね ボーカルとかをマイクとかでとった音ってどうやってステレオにするんですか?すごい初歩的かもしれないですがお願いします。 >>262 僕もまさに同じです。 一体型MTRじゃ満足できないし、かといってレコスタは高すぎるので 無理だし。。 というわけで、パソコンレコーディングを勉強中。 >>263 コピーして2トラックに分けて片方にディレイちょこっとかけたり、 ボーカルのトラックからステレオリバーブか何かにバスで送って 残響成分をステレオに広げたりとか。 >>263 ボーカルは知らんがギターは同じものをもう一度演奏して録音する。 コピーする“だけ”じゃステレオにはならない。 >>256 >B-TRAX レコスタ評価スレじゃないので簡単に。 HP見にくい…。まぁそれは置いといて、 ・200trフルデジタルレコーディング 凄いように見えますが、只の売り文句です。今時フルデジタルじゃないスタジオの方が少ない。 また、普通のバンドで200トラックも使う事はまず無いので200trとか書かれてもメリットに感じない。 ・GtAmpなどのレンタル機材はそこそこ充実してますね。持ち込む手間が省けるかもしれません。 もちろん、自分の使いなれた機材があるなら持参するのがベスト。 ・値段安いね。8時間3万円て。2日目以降は5千円引きってのもかなりメリット。 ただ、(REC6時間+MIX2時間)って書いてあるところが気になる。 散々書いてきたように、2時間じゃ「音はクリアだけどショボイデモテープ」程度の作品にしかなりません。 まぁ多分、上記の内訳で使用するバンドが多いから目安として記載してるんだと思う。 8時間3万はかなり安いので、2日取って1日目は録音のみに専念、2日目はMIX、エディットに専念ってするとかなりクオリティが上がるかと。 ・機材設備 マイクに関しては必要十分で、問題ないかと。 ただプリアンプやモニターSPなどがちょっとショボめ。プラグインに関してはメーカー名しか書いてないので詳細不明。 でもまぁANTARESやTC WORKSとかも書いてあるから、クソショボイって事はないと予想。 オーディオI/FにDIGIDESIGN DIGI001とあるのに、DAWがSteinberg NUENDO 2.0。恐らくWinPCを核としたヌエンドメインのスタジオ。 なので今までProtoolsのスタジオでやってきたバンドにとっては少し不便かも。(昔録った曲を再利用、音差し替えが出来なかったり) でもまぁヌエンドも高級DAW(どちらかと言えば映像向けなイメージだが)なので、だからダメって事は全然無い。 ・広さ HP見たけど記載無し。ブースの見取り図くらい載せて欲しいなぁ。 広さが分らんとどの程度の事が出来そうかの判断が出来ない…。 ・エンジニアさん しっかりしたキャリアをお持ちのようなので、あとはコミュニケーションしてみて合うか合わないかどうか。 ちなみに、作曲の仕事の経歴のあるエンジニアは強いです。 曲の構成、アレンジの骨格の部分まで見て判断が出来るし、曲の音作りやアレンジ面などでのアドバイスも心強いかと。 >中堅映像製作会社ではMA・ムービー制作を 多分この時期にヌエンドに慣れて今もヌエンドなんだろうなぁと勝手に予想w 総評 若干機材面で物足りない部分もあるものの、レコーディングスタジオの名前に偽りは無いかと。 ただ自分の見落としかもしれんけど、スタジオの広さが乗ってないのでいきなり予約するのは危険。一度見学に行くのがベター。 値段も安い割には良さそうな印象。 判断は見学に行ってみてからが前提になるが、候補の一つとしては十分アリだと思う。 >>267 乙です。よさげですね。でも関西か…。 関東でこれくらいよさげなレコスタあるといいんですけどね。 >>267 >>256 です。どうもありがとう そうなんよ。例で乗ってたmix時間が気になったりしたのもあって、ちょっと聞いてみたかったんですわ ここまで答え貰えるとは思ってもなかたw ありがとう。そして乙 しっかし2chにこんないい人がいるなんて思ってもいなかったw 49氏は空気読めるのがイイ。 どーでもイイレスにはコメントしてないし。 内容も、偏ってなくて安心して読める。 ↓ここのスタジオでRecされた方おりますか? 感じやエンジニアの雰囲気が知りたいです。 49氏様のコメントもお願い致します。 ttp://www.move705.com/ >>273 横から失礼します。 このスレで得た情報に従うと、 マスタリングを1〜3曲あたりに3時間で仕上げる旨の表記がありますから、 あまり完成度の高いものは期待できない、という判断になるのではないでしょうか? 最近のスタジオは録音からミックス、さらには マスタリングまで行うのが普通なのでしょうか? >>275 録音からミックスまでは普通じゃないか? あとマスタリングできないレコーディングスタジオもある。 プレスする工場によって、マスタリングした方が良い場合とそうでない場合があるようだ。 ちなみにおれの知り合いのエンジニアは「マスタリングがよくないとめちゃくちゃいいミックスしても良いCDはできない」って言ってた。 ついでに言うとそのエンジニアの人には3曲ミックスダウンするだけで11時間ほど協力してもらったよ。 プロはさておき、 アマチュア向けのレコスタの場合、 提携してる(と思われる)プレス屋との兼ね合いじゃないかな<マスタリング マスタリングと言っても、時系列で並べてリミッターとEQだったりするが >>49 さんへ マスタリングの話しが出てるので、ちょっと質問したいのですが、 マスタリングはレコーディング後にマスタリング専門のスタジオに頼むとして、 それでもレコーディングスタジオでのミックス時間は1曲2時間でも ショボくなるものでしょうか? もしマスタリングは専門のステジオでやるとして、クオリティーを下げたくない 場合はレコーディングスタジオでは1曲あたりのミックス時間は何時間くらいで 予定しておけばよいでしょうか? 来月から山中湖で合宿でレコーディングを始めるので、参考にさせてください。 ミックスとマスタリングは別物だから、 マスタリング専門のスタジオでマスタリングしたとしても、 ミックスにはそれなりの時間が必要になるよ。 なんか活気づいてきたというか、興味を持って来る人が増えて嬉しい。 リアル都合で数日レス遅れる事もあるけど、なるべく答えていきます。 いい音楽を作る手助けになれば幸い。 >>273 >Studio Move 705様 パッと見た印象、なんでもござれな万能レコスタというより、小物用のプライベートスタジオといった印象。 HPが見やすくて分りやすいw >機材面 プラグインやアナログ機材、コントロール周りは凄く充実してる。 ProtoolsがHD3 AccelじゃなくHD2 Accel(HD3に比べて処理能力が少し落ちる)なのが惜しいとこだが、まぁだからダメってほどじゃない。 ミックス作業のみに関して言うなら、十分仕事が出来るレベルに達してる。 >広さ ここがこのスタジオの弱点。ブースが3畳しかないので、録れる物は限られる。ドラムはまぁ無理だろう。 Drは別スタジオで録ってきて、それにGtやVo、Keyやパーカッションをダビングするような用途に向いてる。 実際、小中規模のレコスタが抱える最大の問題は広さだったりする。 プラグインや機材などは数十万あれば後付けで足していけるが、広さだけはスタジオ丸ごと移動しないと無理なので 莫大な費用がかかり、簡単に解決出来るものではないから。 持ってる広さに適した用途に特化していくのが普通。 >料金 1時間8k、10時間70k。普通のバンドからしたら高いかもしれないが、まぁ標準の範囲内。 むしろエンジニア代込みという事を考えると安いほうかも。(スタジオ代だけで8k取るとこも普通にある) ここの広さと設備、使用感に1時間8k払う価値があるかどうかは、それぞれの価値観で判断するところだろう。 >レンタル GtアンプやBaアンプなどのレンタル機材は無し。もちろんDrもあるわけもなく、全て持ち込みが前提。 楽曲制作業もやってるようで、打ち込み用音源やソフトシンセも使えるようだが、まぁ普通は自宅でやる事なので スタジオにあってもあまり使わない。 >エンジニア 詳細不明。 >総評 個人的にはこういう小奇麗なプライベートスタジオって好きだけど、バンドRECには向いてない。てかほぼ無理。 Drだけ別で録ればって言ったけど、慣れてないとスタジオまたぐのはメンドイと思う。エンジニアも変わるしね。 それに3畳だとアンプ置いてエフェクタ置いてってなるとやっぱ狭くてやりづらいと思うよ。 ここの代表の人はサックスプレーヤーで本も出してるみたいだけど、 そういうサックスソロやハーモニカ、フルート、ボイスなどをちょっと録音したいって時にはベストチョイスになると思う。 思ったより結構長くこのスレに居て長文書いてるので、それ前も聞いたよって話も出ちゃうかもだけどスルーしてねw >マスタリングについて マスタリングの仕事は大きく分けて2つある。 1つは曲と曲の間の無音時間の長さを決めて設定したり、プレス業者に送る際にCDという規格に沿った形式で納品する為に 必要なデータを埋め込んだりするといった、プログラム的な仕事。 もう1つは、収録曲全体の音質を調整し、通して1枚聞いた時に違和感無く聴けるように音質調整する仕事。 まずこの前提を覚えて欲しい。 1つ目に関しては、音自体には全く影響を与えない。ライブで配ったり、サンプル音源などを送る際には不要の仕事。 しかしレコード会社が出版し、JASRACなどにも登録し、全国販売などをする場合は必須になる。 ISRCやJanコードっていう、「この曲はうちの会社の曲ですよ!これが原盤ですよ!この曲は誰誰の曲ですよ!」っていう事を証明するバーコードみたいな情報(管理番号) を埋め込んでおく必要があり、CD規格にはそういう情報を音データと別に埋め込めるようになってる。コピーガードなんかもこの類。 これを入れておかないと、いろいろ問題が起こるんだな。聴けないとかじゃなくレコード会社の大人の事情ってやつで。 なのでアマチュアバンドが配ったりちょっと手売りする程度なら不要。 そもそもISRCなどはちゃんと出版登録した会社じゃないと付けられないし、1つの曲に世界で1つだけの番号を1回だけ付けれるっていう厳しい条件があるので レコード会社が絡まないなら無視していいし、普通はレコ会社の人がしっかりやってくれる。 次2つ目。音質補正に関して。 アルバムなんかの場合、Aスタで録った曲、Bスタで録った曲、Cスタで録った曲などを1枚のCDに入れる為、1曲だけ聴く分には問題なくても 続けて聞いた時に違和感が出る場合がある。エンジニアも違うから当然だし、同じエンジニアだとしても、ミックスする際はその1曲に集中するので 他の曲との兼ね合いなんて考えちゃいない。またミックス時期もバラバラなのでその日の体調や気分などの影響でミックスに差が出やすい。 Mixエンジニアが1曲単位で集中して仕上げるのに対して、マスタリングエンジニアはそのCDの曲全体を見て仕上げる。 この事から、曲数が少なければ少ないほどマスタリングの2つ目の仕事に関しては重要度が低くなる。 アマチュアバンドの配布用デモで、曲数が2曲とかの場合だったらマスタリングは不要と言ってもいい。 まぁ市販CDに習って4曲くらいからマスタリングも加える感じでいいかと。10曲なんかになるとマスタリングしないとめちゃくちゃ聴きにくいCDになる。 もちろん2曲だからってマスタリング不要という事ではない。市販CDの場合は1つ目の仕事も必要になるので、たとえ1曲でもマスタリングはする。 ゆえに>>276 さんの「プレスする工場によって、マスタリングした方が良い場合とそうでない場合があるようだ」ってのは何かの間違いか誤解。 「マスタリングを通さなくてもプレスしてくれる業者」はあるが、「マスタリングしない方がいいプレス業者」ってのは無い。あったらそれはプレス業者とは言わない。 ここまでで、マスタリングと一言で言っても、実は2つの仕事に分かれてる事が分ったと思う。 >>276 さんの「あとマスタリングできないレコーディングスタジオもある」っていう言葉の意味も理解出来たんじゃないかな。 マスタリング=音質補正のみなら、ただのレコスタでも出来るっちゃ出来る。 しかし正確な曲間調整やISRCやPQコードがちゃんと入ったCDマスターの制作となると、それ用のソフトや機材が必要になるため、 それを装備してないレコスタでは不可能という事になるわけだ。 なので、>>275 さんへの答えは「NO」となる。 ただ最近は、レコスタも利益獲得の為「マスタリングも出来ます」と言っちゃう場合もあるんだな。 ISRCやPQコードっていうと難しそうだけど、やる事はそんな難しい事じゃないし、機材も数十万程度で「一応」揃う。 音質補正に関してもミックススキルの延長上と捉えれば問題ない。 た・だ・し。マスタリング作業のみで「マスタリングスタジオ」が1個建っちゃう事を考えれば分かるように、本場のマスタリングはレコスタのそれとは格が違う。 機材も数十万で一応揃うと書いたけど、マスタリングスタジオの機材は数百〜数千万するものもある。 マスタリング用機材ってのは、本気のものはコンプ1つとっても、レコ用コンプなんかと比べて桁違いの値段がするのだ。(理由は長くなるので割合) だから本来レコスタで、マスタリングも出来ますって言うのはマスタリングスタジオのそれに比べれば簡易マスタリング程度になる。 とはいえ、あくまで本気でプロの視点で見たらこうなるっていうだけで、レコスタのマスタリングがダメダメって事では無いので注意。 マスタリングスタジオのそれに比べたら少しクオリティは下がるかもしれないが、やらないよりは全然マシっていう考えでいい。 尚、ここまでマスタリングスタジオは凄い高級機材で高クオリティのマスタリングが出来るみたいに書いてきたけど、 全てのマスタリングスタジオに高級機材が揃ってて高クオリティの仕上がりになるとは限らないので注意。 場合によってはレコスタでマスタリングした時と大差ない事もありうるので、金が無いのに無理して高価なマスタリングスタジオへ持ち込む必要は無い。 ミックスとマスタリング ミックスとマスタリングの違いはこれでかなり分ったと思う。念のためもう少し補足しとく。 マスタリングの音質補正はあくまで「補正」。 「もう少し音のヌケを良くして」とか「もう気持ちロー出して」程度の(アバウトな、雰囲気的な)要望は叶えられるが、 キックを上げてスネア下げて左ギターのハイを上げてコーラスをもうちょい出して… と言った細かい要望には答えられない。なぜならすでに2Mix済みの音源を弄るから。 こういった事はミックスの段階でしっかり煮詰めて完成させておく必要がある。 ゆえに、マスタリングの時間を10時間取るからミックスは1時間でもいい作品出来るよね?って事にはならない。 むしろ逆。1曲ならミックス10時間マスタリング1時間の方がはるかにクオリティは上がる。 仕事量は圧倒的にミックス>>>>マスタリングだから。 で、>>274 さんの勘違い指摘。自分が述べてきた「本気でプロ級の作品に仕上げたかったら1曲8時間前後みてね」ってのは「ミックスのみ」に関しての事。 マスタリングは別です。むしろ1〜3曲マスタリングで3時間ってのは普通。1曲1時間もあれば十分です。 もしミックスが完璧すぎてほとんど弄る必要無し!って場合は、3曲1時間で終わっちゃう場合もあるよ。 こればっかりは蓋開けてみないと分らないので、何曲何分と言い切るのは難しいです。 ただ上で述べたように、「マスタリングで出来る事(音質補正)はかなり限られていて、仕事量はミックスよりはるかに少ない」ので、 例えミックスがダメダメでもマスタリングで10時間かけたら超良くなるって事はありません。 1曲1〜2時間かけて、それでもダメならどーしようもない、これ以上やっても無駄と思いましょう。 その上で、>>276 さんの「マスタリングがよくないとめちゃくちゃいいミックスしても良いCDはできない」に関して。 これはこれで事実です。間違いではありません。 結局、「一番最後にその曲の音を弄る」仕事がマスタリングなので、最後でズッコケる場合もあるわけです。 自分もよく「マスタリング行った音源聴かせてもらったら、めっちゃローを切られてて軽くなっちゃってたよー;」って話を他のミックスエンジニアさんから聞いたりします。 なので仕事量が少ないとか、1曲1時間とか、補正程度で大きな事は出来ないとか言ってきましたが、重要な事に変わりはありません。 陸上のリレーと同じで、途中の走者(レコ&Mix)がかなり2位に差をつけてアンカーに渡しても、アンカーが鈍足だったら負けるのと同じです。 かと言って、アンカーだけクソ早くても第一、第二走者がクソ遅かったら手遅れになるのと同じですw マスタリングの話しになってるので便乗して質問ですが 都内でオススメのマスタリングスタジオとかってありますか? 当方はハードコア〜オルタナ系のバンドやってます ごめん、ちょっと説明不足だったから付け足し。 マスタリングの仕事の音質補正の中に「最後の音圧を上げる」ってのがある。 いわゆる、「自分で録った曲と市販CDを聴き比べたら音量がまるで違ってて困った」という問題の原因は、ここで最後の音圧を上げる作業をするかどうかにかかってる。 ミックスと最後の音圧上げは、音のエディットという枠では同じ分野だが、実際は分けて作業されてる。 もちろんミックスでも音圧上げはするし、ミックス終了時に市販CD並に音圧を上げる事も可能。 だから、上で「2曲程度ならマススタ行かなくてもいい」って言ったのは、レコスタでもCD並の音圧上げが出来るから、レコスタでやってもらえばいいという意味。 むしろミックス段階でしっかりミックス(調整)されてないと、どんな高級マススタに持ち込んでも音圧はあまり上げられない。 じゃあなんでレコスタでも出来る最後の音圧上げの仕事を、マススタに持ち込んでからやるのが普通なのか。 それは、最後の音圧上げをされた曲は、それ以上弄る(補正する)のが難しくなるから。 つまりレコスタで最後の音圧上げをやっちゃうとマススタの仕事である音質補正がやり難くなるんだな。 なので本来、市販CD並の音圧にする作業はマススタの音質補正に含まれる。 余談 以前コンピCDのマスタリングを頼まれて13曲だかの仕事をした。もちろんコンピだから曲ごとにバンドが違うしミックススタジオもエンジニアも違う。 コンピの場合はある程度それぞれの曲の音質が違うのは仕方ないと割り切るしかないし、それが魅力でもある。 が、渡された曲が、あるバンドは中途半端なミックスで終わってる曲からガツガツに音圧上げされた曲までバラバラで、 バンドの違いとかよりもそっちの方が辛かった。 結局、ガツガツに音圧上げされちゃってる曲の音質を基準に、他の曲を調整するしかなかった。 これは自分の場合であり、ベテランのマスタリングエンジニアさんならもっと上手くやれる事かもしれんが、基本ツライのは変わりない。 もし今後コンピ企画に参加する可能性があるバンドさんは、完成した(最後の音圧上げされた)曲以外に、ミックス終了時点の音源も貰って保管しておき、 コンピ用として曲を渡す場合は後者を渡してあげると「こいつらわかってるなー」と思われる。 >>49 さん >>274 です。勘違いの指摘ありがとうございます。 こういう話を伺えるのは、本当に勉強になります。 毎度ながら、>>49 さんの好意には頭が下がる思いです。 256さんじゃないけど、B-TRAXにメールで質問してみました。 ブースの広さは14畳だそうです。 あと、MIXの時間は、 1時間のバンドもいれば15時間超えるバンドもいます、 平均は7,8時間くらいですって返事デシタ。 そんなにかかるんじゃ他探そうって思いましたが、 49さんの書かれてあるとおり、いいものを作ろうと思ったら それが当たり前なんですかね・・・(T_T) でも1時間と15時間って、その差はどこから来るのでしょうか?? 初心者すぎてすみません・・・ バンドの方向性とかにもよる気が。4人編成のシンプルなロックバンドで、 ギターもあんまり重ねなかったら、さすがにミックスに15時間もかけようが ないと思うし。 流れ切る感じで申し訳ないですけど、 東京で12トラック同時録音のMTR貸し出してるスタジオってmuseum以外にありますか? ビクター303新しくなったよ。スクリーンとかあるし最新型ですよ。居心地よし。 studio U-Beはかなりやばかったです。宅録とあまり変わらない環境で説明だけ一人前って感じで、 いろいろ理論みたいなの説明されたけど、結局録れた音はひどい。 やっぱりそこそこ高いとこじゃないとダメなのかな。 >>49 さん 僕エンジニア目指してるんですけど、やっぱり専門学校行った方が有利ですよね? スレ汚しすみません >>298 高卒だけでは無理です。 専門か大学卒は必須になります。 >>299 なるほど、勉強になります エンジニアさんは「楽譜見て頭の中で演奏できるのが当たり前」というような常識みたいなのあります? read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる