プロデューサー関連でもう一つ。
某レコで、アーティストと外エンジニア(プロデューサーが連れてきた)がレコ中に、プロデューサーが帰った。理由は知らん。別の仕事とかだろうか。
んで、6時間使用の予定だったので、6時間分の料金を前払いしていった。
その後、予定の6時間が経ったが外エンジニアもアーティストもブースに籠りっきりで出てこない。
覗いてみたらまだ終わってないぽく、レコ中だった。
結局終って出てきたのはそれから1時間後。つまり1時間延長した形となった。
当然延長分の料金を貰わないといけないので、エンジニアに言う。エンジニアはプロデューサーに電話してる模様。
まぁこっちとしては受領書にサインしてくれればいいだけの話だったのだが、なにやら妙な雰囲気。モメてる。

しばらくして外エンジニアが「プロデューサーがスタジオ側と話したい」と言うので電話かわる。
ここから修羅場。いきなり怒鳴られる。
プロデューサー曰く、こっちは6時間分の料金を払って帰ったのだから、6時間経ったらスタジオ側が録音を止めろと。
正直、「( ゚Д゚) つ〃∩ ハァ? ハァ? ハァ?」だった。
お前の連れてきた部下と客が(勝手に)延長したのに、なんでこっちが悪者になってんの?
っていうかお前はエンジニアやアーティストに6時間分しか出す気は無い事、払って無い事、○時までに完全に終わらせる事を伝えて無かったの?
時間管理はプロデューサーの仕事でしょ?しかも途中で仕事投げ出して帰った奴が自分の管理不足を何こっちのせいにしてるの?
馬鹿なの?
って思た。もちろん口には出せないが。しょせん客商売。
ちなみに外エンジニアも相当怒られてたが、外エンジニアもポカーンとしてた。何言ってんのコイツみたいな。
意味わかんなくね?ってお互い話した。ちなみにアーティストにはこの話は耳に入れてない。大物なのだ。
結局この件は自分らでは対処出来ないので、上の人間に連絡、対処してもらった。延長1時間分はスタジオ側が折れて、無請求となった。
その後、その会社と縁を切った。

補足説明しとくと、スタジオ側は基本、レコーディングを妨げるような事はしません。
当初予定してた時間が来たとしても、その時点で終わってないようなら終わるまで放置しておきます。
レコーディングは流れや雰囲気が大事。レコ中の扉を開けて、時間ですよーなんて無粋な事はしない。レコスタはカラオケボックスではない。
まぁうちだけかもしれんけど。
割り込んで開けるのは地震とかの時くらいかな。扉開かなくなる危険があるので。

また、今回のようにアーティストがスタジオ側から見て「客の客」って場合も多い。
○時までに終わらせたいってのは客側の都合であり、場合によっては客の客には知られたくない場合もある。
なのでスタジオ側は基本、客の客には下手な接触はしない。
つかお互い社会人なのに取引先に手のひら反して怒鳴るとか無いわー。

まぁ結局、コミュニケーション大事やねって事だねー。勘違いが一番怖い。
レコーディングは計画的に。