原子軌道・混成軌道について
438 :あるケミストさん:2012/11/15(木) 00:29:35.30 >>437 ありがとうございます。 熱力学補正と何なのでしょうか? それは、構造最適化と振動解析を行えば、 Gaussianのlogファイルに出力されますか? また、最終結果はΔHやΔGに変換できるのでしょうか? 質問ばかりで申しわけありません。 439 :あるケミストさん:2012/11/15(木) 16:02:43.58 >>438 ここらへん参考にするといいのでは http://www2.itc.nagoya-u.ac.jp/pub/pdf/pdf/vol06_03/282_296kouza.pdf 440 :あるケミストさん:2012/11/15(木) 22:39:58.56 >>439 ありがとうございます。 参考にして、取り組んでいきます。 554 :あるケミストさん:2013/12/20(金) 02:16:57.85 虚の振動数の意味について詳しい人教えてください 基底状態だと0とか 遷移状態の計算だと1個あるとか意味が分からん 588 :あるケミストさん:2014/04/16(水) 18:59:54.41 >>554 定性的な説明をする。 エネルギー的に極小な状態にある分子の各原子はそれぞれ 平衡結合長、つまりエネルギーが極小になる位置にある。 だからある結合長を変えようとするとエネルギーが上昇する。 このエネルギーの変化は大雑把には調和振動子で近似できる。 そうするとそこから量子力学の基礎的な知識で振動数が導出できる。 じゃあ、遷移状態にある分子ではどうか? 遷移状態の分子の場合、これから生成or解離する結合がある。 この結合が生成or解離すると原系あるいは生成系に向かって分子は 変化する。遷移状態は反応時のエネルギーの極大点だから、 この結合の結合長の変化に伴うエネルギーは遷移状態で極大、 そこから離れるほど小さくなるという調和振動子をひっくり返したような エネルギー曲線を描くはず。このエネルギー曲線から先ほどの 調和振動子の方法で振動数を導くと、振動数は虚数になる。 これを計算ソフトでは普通負数で表す。 普通の振動数は負にはならないから、それでも問題は起こらない。 でも反応とは関係ない結合については、遷移状態でもやはり平衡結合長に あるから正の振動数を持つ。 よって遷移状態ではただ一つの虚数の振動数があり、その振動は反応で 生成or解離する結合に関するものになる。 590 :あるケミストさん:2014/04/22(火) 02:51:20.22 なんで一つしかないの? 591 :あるケミストさん:2014/04/22(火) 11:46:00.51 これから生成もしくは切断される結合に対して一つってことじゃない? 592 :あるケミストさん:2014/04/25(金) 00:19:17.55 それを含めていいけど、一つである必然性ってあるの? 593 :あるケミストさん:2014/04/25(金) 11:40:48.99 一気に多くの結合が生成または切断されるならともかく、一つの結合の生成か切断の遷移状態が計算で出てきてるんだろ 594 :あるケミストさん:2014/04/30(水) 02:30:43.20 別に結合の生成や切断に限らない構造変化が関与していいと思うけど? 595 :あるケミストさん:2014/04/30(水) 08:29:31.25 できるだけエネルギーの低いところを通っていこうとしたら、極大になる変数は1つなのが一番妥当ってことでしょ。 596 :あるケミストさん:2014/04/30(水) 13:06:58.46 厳密に一つとは限らない? 598 :あるケミストさん:2014/05/05(月) 15:47:48.65 >>594 関与しても良いけど,それはエネルギー極大じゃないってだけ 普通に考えてみても単なる配座変換(の一環)よりも結合の切断・生成の方が高エネルギーでしょ 599 :あるケミストさん:2014/05/11(日) 22:33:49.42 頭わるいのかな。 結合の切断や生成方向に極大になっているのはいいとして、 その点で他の自由度方向に極小になっている必然性はあるのかってこと。 600 :あるケミストさん:2014/05/12(月) 00:10:44.42 単にできるだけエネルギーの低い経路をたどるってだけだろ どんな状況であろうがエネルギーは低ければ低いほど望ましいわけで、 反応を進める都合上ある方向では極大になるのは仕方がないとしても、 それ以外の部分ではエネルギーが低い状態であることが現実的なだけ 602 :あるケミストさん:2014/05/15(木) 17:03:40.08 >>599 二つ以上でもいいだろ常識的に 603 :あるケミストさん:2014/05/16(金) 08:27:17.56 「必然性」って言葉が出てくる理由がわからんな なぜそういう経路が正しいとされているのかがわからない、ってことなのかな だとしたら>>600 だろう というか、そんなこともわからない奴が他人に向かって「頭わるいのかな」とか言っちゃうんだw 604 :あるケミストさん:2014/05/16(金) 08:40:17.19 >>588 >よって遷移状態ではただ一つの虚数の振動数があり、その振動は反応で これが重解もあり得るのではって意味かと 605 :あるケミストさん:2014/05/16(金) 08:43:52.98 違うか >>594 が質問で 必然性はなく、>>600 が答えか 606 :あるケミストさん:2014/05/16(金) 08:47:23.26 >>603 結合の生成と切断しか考えてないように読めたんでしょw 実際は配座の違いも全部含まれてる 607 :あるケミストさん:2014/05/16(金) 13:30:34.44 なるほどね >599は読解力も理解力も足りないのに人に頭悪いとか言ってるってことね 615 :あるケミストさん:2014/06/07(土) 23:23:25.26 ちょっと話がずれるけど、 > 「ただ一つの虚数の振動数」の存在を必然のごとく述べている という表現にすごく違和感がある もしかして、それが「遷移状態」の(実用的な意味での)定義だと気付いてないのかも >>588 は注意深く「遷移状態では」と注釈を入れてる 煽るわけではないが、>>600 の意味はわかったのだろうか 616 :あるケミストさん:2014/06/07(土) 23:53:27.07 ずれてないよ。 じゃあ、reaction pathがbifurcateするときはどうなるの? 619 :あるケミストさん:2014/06/08(日) 01:17:29.33 >>616 bifurcateするんだから、違う座標軸で表現されることになるのでは それぞれ別の軸上の極大点で、虚数の振動数はやっぱり1個じゃないの 620 :あるケミストさん:2014/06/08(日) 22:26:26.50 >>615 そんなものは実用的な意味でも「遷移状態」の定義ではない。 自分の都合で定義を捏造するのは頭の善し悪しの問題ではなくもはや犯罪的だな。 621 :あるケミストさん:2014/06/09(月) 03:41:15.62 遷移状態と鞍点まちがえてねーか。エネルギーの極大じゃねえぞ。 656 :あるケミストさん:2014/07/01(火) 21:50:03.13 暇そうな連中が多そうなので 量子化学のマーカス理論について説明をお願いしたい。 電荷の移動速度論(酸化還元)を量子化学理論の立場から 理論的に導いてノーベル化学書をとったくらいは 誰でも知ってる。 知りたいのは トンネル遷移項の計算方法 FC項の計算方法 若干不完全であいまいに思えるんだが、 これについて明確に説明してもらえないか? これだけで論文も書けるぞ。 665 :あるケミストさん:2014/07/21(月) 01:57:28.90 >>656 だが、 ペンタセンやアントラセンなどは半導体の性質を持っている これをMarcus理論を使って反応速度Kctを解く それからホッピング移動度の計算をすると 実測よりもUnder Estimateになってしまう。 Marcus反応速度式のTransfer Integral項の計算方法は、 <ini|Hks|fin>=1/2*(EL+1-EL) or 1/2*(EH-EH-1) [Koopmans] となっているが、この計算方法は正しいのか? 量子化学計算はクラスター計算でありバンド理論を使わないと 正確な電気伝導は表せないのではないのか? 電気陰性度まがいのTransfer積分1/2*(EL+1-EL) or 1/2*(EH-EH-1)は正しいのか? こんな蓋然性を残したMarcus理論で化学分野はノーベル賞に値するのか? このMarcus理論の信憑性と厳密な計算式を量子化学分野で 是非解き明かしてもらいたい。 666 :あるケミストさん:2014/07/23(水) 06:39:08.63 マーカス理論に限らず反応速度はかなり誤差でるものでは。 667 :あるケミストさん:2014/07/23(水) 13:43:19.44 とりあえずdirect法を調べてみては? 669 :あるケミストさん:2014/07/24(木) 23:47:49.66 今どき有機半導体の伝導を純粋なホッピングで議論してる時点でダメなんじゃ… 一昔前のTroisiあたりの仕事で,有機結晶のきれいな系の伝導についてはあらかた説明出来てる気がするけどね。 もっとも,高移動度のOFETの主流はDA型高分子の汚い系に移ってしまった感があるけど。 あと,そもそもきれいな移動度が実測出来てる系って少ない気がするのだけどね。多分アントラセンもペンタセンもきれいな測定は出来てないと思う。ルブレンの単結晶の値は信用してる。 670 :あるケミストさん:2014/07/26(土) 21:26:57.82 ホッピングで議論するなら、分散力を考えないといけないですね。 ベンゼンやナフタレンサイズなら、MP2/aug-cc-pVTZで結構いい値が出ました。 KS-HをDとAの軌道係数で挟んで直積取るだけだから簡単です。 HやLの分裂幅から求めるのは、あくまで目安ですね。 ちょっと頑張るのなら、ペンタセンなら三量体以上を考えた方がいいですよ。 空間的な距離のあるキャリア移動はなかなか難しいです。 バンド計算だと、有機物の殆どのバンドギャップはΓ点であり、 有効質量に問題があり、得られる移動度はゴミみたいな感じの事が多く、 どうしたものかと困っていたこともありました。 ここ数年、バンドギャップがΓ点以外というものを探しているのですが、 まだ数例しか見つけれていません。(何かいい系ないですかね?) 671 :あるケミストさん:2014/07/26(土) 22:34:04.80 バンドギャップがΓ点以外って,電荷移動錯体以外に可能性あるの? 672 :あるケミストさん:2014/07/27(日) 01:54:30.15 錯体かー 683 :あるケミストさん:2014/07/28(月) 17:12:26.48 >>670 具体的なご指摘ありがとうございます。 量子化学のスレが進んでいて、なんだか嬉しいです。 私は半導体DFT計算専門ですが、エネルギー計算は必ず分散力を入れています。 そうしないとエネルギー準位が正確に出ません。 Marcus理論のトランスファ積分は解釈が難しく、D/N/Aの生成エネルギーから電荷遷移準位ε(+/0)、ε(0/-)を計算し EC-ε(0/-)/ε(+/0)-EVを電荷遷移積分項とみなして計算を試みています。 バンドギャップがΓ点以外の間接遷移型結晶の代表ならシリコン結晶が挙げられます。 空間的なバンド構造を持つ場合は量子化学計算では限界があり、どうしても平面波を使った周期的バンド計算が必要となります。 量子化学計算も水素終端の代わりに周期的境界条件が使えるようになれば大変有り難いです。 分子性結晶も空間群で議論しなければならず、周期的境界条件を考慮して量子化学計算を行わないと 正しいホッピング伝導は導けないのではないかと考えています。 マーカス理論のホッピング伝導速度=トランスファ積分因子XFC因子は美しすぎるくらい素晴らしいです。 今後ナノエレクトロニクス時代に進み、医療化学分野だけでなくエレクトロニクス産業でも有機半導体が重要になりつつあります。 これからもご指導宜しくお願いします。 743 :あるケミストさん:2015/12/01(火) 21:04:01.72 項の記号の決め方がよくわかりません 理解する上でおすすめの本ありますか 744 :あるケミストさん:2015/12/08(火) 00:53:17.08 http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/math/1324886983/395 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 745 :あるケミストさん:2015/12/08(火) 19:25:21.91 >>743 原子の?学部で使う基本的な教科書じゃダメ?アトキンスとかバーローとか。 理論計算で使いたいんなら、自分で考えるよりNISTにある原子ごとのデータリスト見た方が良いよ。 746 :あるケミストさん:2016/01/04(月) 00:03:43.23 データ見ろとかのクソレスは無視して ランダウとかアトキンス・フリードマンとかで勉強しましょう 角運動量の合成から怪しいのならそれなりの量子力学教科書から 756 :あるケミストさん:2016/05/24(火) 17:20:26.36 密度汎関数法はLCAO法より使えますか? 757 :あるケミストさん:2016/05/24(火) 22:56:39.42 >>756 LCAO法が水素原子のシュレーデインガー方程式の解 = Atomic orbital の線形結合をそのまま使うという意味なら、遷移金属を含む計算なんかは この方法では普通のPCじゃ計算コスト的にできないし、やってもあまり精度はよくない これはあくまで水素原子の解をもとにしていることに原因がある。 DFTは計算原理がそもそも違うけど、いろいろな電子間効果を加味して構成した汎関数 を使うから、系によるけど適切な汎関数を選べれば、うまくいくことが多い しかし、そのために密度汎関数法は恣意的になる危険性もある。 非専門家なので詳細は専門家さんよろしく 758 :あるケミストさん:2016/05/25(水) 11:47:21.83 ありがとうございます。 解析するとき恣意的に選んでやらなければならないことがあるなんて、 使いにくい理論ですね。 それでは話をもっと一般化して、 ハートリー・フォック法のような一電子近似理論一般と比べると、 密度汎関数法は使える理論なのですか? 760 :あるケミストさん:2016/05/25(水) 21:32:12.98 >>758 恣意性がどうのうこうのは主観的な判断だから、各種理論の利点と欠点は使用者が理解してから判断する。 「○○論は使えますか?」という質問には意味が無い。 762 :あるケミストさん:2016/05/26(木) 02:03:38.81 >>758 錯体やらπ共役系とかを評価してる論文だと、実際DFTが強いね… MP2とかHFもぼちぼち見ることはあるけど 系が大きい場合(金属タンパクとか大型の錯体、溶媒和を扱うとき)なんかだと、 活性中心だけ高精度DFTで、中心から遠いところは平均場近似でポテンシャルに差し替えたり、 あるいは、分子動力学を使うこともある(ONIOM法) >>760 のいう通り、月並みではあるけど、手法の長短特性を理解して適切に使い分ければ、 計算コストを節約しつつ良い計算ができるということだと思う 763 :あるケミストさん:2016/05/27(金) 11:49:42.90 どうもありがとうございました。 DFTを勉強することにします。 >>358 773 :あるケミストさん:2016/07/06(水) 20:05:39.81 すぐできる量子化学計算ビギナーズマニュアル D章の反応速度定数の求め方て計算間違いじゃないか? 正誤表出てる? 776 :あるケミストさん:2016/07/07(木) 21:31:59.31 >>773 本当だな アボガドロ数がマイナス乗になってる あと単位換算でm3にしてるのに答えはcm3で書いてるから 記載通り計算しても合わないんだと思う 778 :あるケミストさん:2016/07/09(土) 14:24:22.72 >>776 ありがとうございます 新版出てるけどそっちじゃ訂正してある? 779 :あるケミストさん:2016/07/16(土) 21:47:08.84 >>778 新版は訂正してあるね 979あるケミストさん2020/09/12(土) 03:00:57.05 バンド計算について語るスットレ https://web.archive.org/web/20130315155913/http ://unkar.org/r/material/1092329472 バンド計算やってる人いる? 11あるケミストさん2018/09/26(水) 01:34:47.43 なんだかんだ言ってアトキンス4版が一番良くできてる 分光屋さんが作った物理化学の教科書っていう意味で 寺嶋正秀、馬場正昭、松本吉泰 現代物理化学 化学同人 (2015/12/18) 978-4-75981-809-3 が面白い 12あるケミストさん2018/09/26(水) 01:43:58.30 David J. Tannor著、山下晃一ほか訳 入門量子ダイナミクス 時間依存の量子力学を中心に(上・下) 化学同人 上978-4-75981-459-0 下978-4-75981-460-6 フェムト秒パルス列による化学反応制御はノーベル化学賞に ノミネートされていると思うんだけれどなぁ 14あるケミストさん2018/09/26(水) 01:47:48.61 G. C. Schatz, M. A. Ratner著、佐藤伸、山下晃一訳 大学院講義 反応量子化学 時間依存系の理解のために 化学同人 978-4-75980-809-4 15あるケミストさん2018/09/26(水) 01:51:26.30 あとは大阪大学出版会が出した 物性物理100問集 物質科学100問集 は問題が簡単だからサクサク解けていい。 35あるケミストさん2018/10/04(木) 19:25:07.89 点群の入門的な解説でおすすめはないでしょうか とりあえず定性的にわかればよいです 36あるケミストさん2018/10/04(木) 19:30:59.24 今野「物質の対称性と群論」 これに勝るテキストはない 37あるケミストさん2018/10/04(木) 22:10:24.40 藤永,成田 『化学や物理のためのやさしい群論入門』 一見分厚いが、線形代数を初歩から説明するのにページを取っているだけで、1回生の数学の授業を取ったなら読み飛ばせる 38あるケミストさん2018/10/05(金) 00:25:05.41 藤永のやさしいっていうのは易しいじゃなくて優しいって意味だから内容は結構高度だよね とりあえず定性的に分かればいいってレベルだったら量子化学屋の藤永よりも材料屋の今野の方がとっつきやすさはあると思う 逆に藤永よりもさらに詳しい本だと何がいいだろうか? 小野寺「物性物理学、物性化学のための群論入門」か犬井、田辺、小野寺「応用群論」あたりかな? 後者の著者の田辺は田辺・菅野ダイヤグラムの田辺行人で、かの名著「配位子場理論とその応用」を読みこなすにはこのくらいの群論の知識を使いこなせないといけない 54あるケミストさん2018/10/06(土) 22:20:01.99 量子化学 大岩:初学者向けの古典的名著。 原田:古くから読み継がれる名著。数式の扱いが良い。学部レベルの標準か。 ピメンテル:文章中心の解説。定性的に分かりやすいという人もいれば数式が少なすぎてわかりにくいという人も。 米沢:詳しい。有機化学への応用も。 大野(量子物理化学):厳密すぎて凡人には読めないらしい。 大学院講義:分光などの応用主体。名の通り大学院レベル。 ザボ:量子化学というより計算化学?新しいとタイトルにあるが既に古典か。 熱力、反応速度論は誰か書いてくれ 59あるケミストさん2018/10/11(木) 21:23:35.79 >>54 量子化学の有機反応への応用として, Daudel:化学反応の量子論 中島,細矢,米沢:化学結合の量子論 中島,細矢,米沢:反応の電子理論 染川:有機分子の分子軌道計算と活用 分子軌道法を用いた有機分子の性質と基本的反応の計算と活用 本吉谷:電子の動きと分子軌道による有機化学反応の解釈 Schatz, Ratner:大学院講義反応量子化学 時間依存系の理解のために 平山:実践量子化学入門 分子軌道法で化学反応が見える を推す.Daudelと中島らのテキストが基礎的なレベルにある.染川,本吉谷は今の若い人には手に取りやすいかと思って挙げた(精読はしていないが良い本と思う). Schatzはそこから一歩先へ進む手引きとなる. まだ学部生なら平山を手に取って興味を持ってくれると嬉しい. 63あるケミストさん2018/10/12(金) 09:49:39.74 >>54 >>59 定性的理解を目的にするなら、前スレでも名前が上がった友田先生の本が良いよね 基礎量子化学―軌道概念で化学を考える-友田-修司/dp/4130625047 友田先生自体は福井謙一先生の流れをくむ理論の先生だけど、数式に囚われない教え方がすごく上手いと思う 79あるケミストさん2018/10/14(日) 22:12:06.72 その手のあんちょこ本は、斎藤勝裕、馬場敬之、潮秀樹とかが有名 手始めにこういう本を読むのも悪くない 物理化学 (化学はじめの一歩シリーズ) この本はアトキンスなどの前に物理化学を俯瞰するのにすごくいい 他の本ではおざなりになっている細かい表記方法などの注釈がしっかりしていて、しっかり勉強した人でも一読を勧める 物理化学 基礎の基礎 知っておきたい103のコンセプト 教科書というより副読本だが、これもよい 著者はボール物理化学の訳者でもある田中一義 ボールと同じように、初心者がつっかかりがちな問題を丁寧に解説 やさしい物理化学 自然を楽しむ12講 これも副読本 著者は生命系だが、内容は物理チック 物理を専門としない我々にはこういう風にトピックがまとまった本は役に立つ 80792018/10/16(火) 02:13:34.97 1回生向けの本をamazonレビュー見ながら追加(中身はパラパラとしか読んで無いので悪しからず) 初めの一冊は自分の好みで選んでよいと思う 数式できっちり議論してるのが好きな人もいれば文章による説明が多いほうが好きという人もいる グラフで理解する人もいれば実際のデータが豊富だと読みやすい人もいる とにかく「これだ」と思った本を一度じっくり読み切ることが大事だと思う はじめて学ぶ大学の物理化学 わかりやすい物理化学 右脳式 演習で学ぶ物理化学―熱力学と反応速度 量子化学 基礎からのアプローチ この本だけはちゃんと読んだことがある >>54 に書き加えるべき本だ 大岩やピメンテルよりも言葉による丁寧な解説と数式による厳密な表現とのバランス感覚に優れている 86あるケミストさん2018/11/12(月) 23:43:34.15 質問スレよりラマン分光法および分子振動の本 E. Smith, G. Dent, "Modern Raman Spectroscopy: A Practical Approach", Wiley (2005). dp/0471497940/ E. Bright Wilson, Jr. et. al., "Molecular Vibrations: The Theory of Infrared and Raman Vibrational Spectra", Dover (1980). dp/048663941X/ 94あるケミストさん2018/11/24(土) 18:10:44.60 >>54 入門書としては大野公一氏の量子化学(裳華房)が一番バランス良いと思います 副読本としても大野氏が共著者の一人である図説 量子化学―分子軌道への視覚的アプローチ (化学サポートシリーズ)が理解を助けてくれます 同じ大野氏の岩波の入門コースの本は読んだことありませんが... ハードルが高いと感じるなら中田氏の本でしょうか 95あるケミストさん2018/11/24(土) 18:17:20.34 あと、高林武彦氏の量子論の発展史も示唆に富んでいるのでオススメです ちくま学芸文庫にあるので手に取りやすいですね 教科書としては使いにくいかもしれませんけど、趣味で量子力学という本は僕にとってはとても良い本でした 頭のいい人には不要でしょうが 117あるケミストさん2019/01/05(土) 16:25:42.95 電磁気学は分からん 物理入門コースの本も途中で投げたし 熱力学ならやっぱり三宅がいいと思う 量子力学は小出かなあ 118あるケミストさん2019/01/06(日) 00:18:39.27 小出は昔は第二量子化やディラック方程式勉強できる唯一の入門書として価値があったらしい そのへん勉強しようとするもいきなり難しい本しかなかったらしいから でも自分としてはそんなプラスアルファのせるスペースがあるなら時間依存の摂動くらい載せろっておもっちゃうな いわゆるどの教科書にも載ってる事項でいろいろ足りないのがなあ これはグライナーの概論もそう 216あるケミストさん2019/09/29(日) 11:03:05.93 【専門書】かつての岩波講座現代化学【名著】 01 化学と量子論 長倉三郎, 中島威 02 化学結合の量子論 中島威 03 反応の電子理論 長倉三郎 04 化学変化の速度と平衡 玉虫伶太, 田丸謙二 05 周期表の化学 斎藤一夫 06 集合体の化学 井口洋夫, 田中元治, 玉虫伶太 07 分子の立体構造と反応 大木道則, 齊藤喜彦 08 化学反応とその機構 大木道則 09 酸塩基と酸化還元 大木道則, 田中元治 10 高分子の化学 鶴田禎二, 中島章夫 11 物質の分離と分析 大木道則, 田中元治 12 光と分子 長倉三郎 13 分子構造の決定 大木道則 14 物質の合成 野崎一 15 化学と情報 大木道則 16 界面の化学 田丸謙二 17 反応の特異性と反応環境 大木道則 18 生体物質の構造と機能 成田耕造 19 進化の化学 江上不二夫 20 機能性高分子 伊勢典夫, 田伏岩夫 21 材料の化学 伊勢典夫 22 地球と環境の化学 北野康, 松野武雄 23 エネルギー変換の化学 長倉三郎 24 資源・エネルギーの化学 笛木和雄, 向坊隆, 吉沢四郎 217あるケミストさん2019/10/01(火) 18:14:13.82>>218 分子科学講座/共立出版 「分子科学と量子力学」小谷正雄 1966 「分子理論と分子計算」樋口治郎 1986 「分子軌道論 : 特に共役分子について」中島威, 1966 「分子の構造」森野米三, 1967 「分子の電子状態 : 分子理論の展開」樋口治郎, 1986 「分子の電子構造 : 分子理論の応用」樋口治郎, 1986 「化学反応の電子論」長倉三郎, 1986 「分子集合体の量子化学」大鹿譲, 1966 「磁性と分子」菅野暁, 1967 「光と分子 : 主として物理的立場から見た」神戸謙次郎, 1967 「励起分子の化学」田中郁三, 1987 「放射線と原子・分子」志田正二, 1966 「生体量子化学」福井謙一, 1967 219あるケミストさん2019/10/08(火) 14:30:26.46>>223 AtkinsよりもD. A. McQuarrieの方が余程いい教科書書いているのに何で邦訳が少ないんだろう 彼の量子化学や分子熱力学は学部向けでベストだと思うけど洋書だから教科書指定しづらいし 一般化学や化学数学は最近翻訳が出たけど肝心の方は 220あるケミストさん2019/10/08(火) 20:57:09.91 マッカーリと書かれるけど本人はマックォーリと書いて欲しいらしい 講談社から5分冊で初歩から学ぶ数学大全というのも出ているが、誤植が余りにも多過ぎる どうも講談社サイエンティフィクは仕事が雑で好きになれない 221あるケミストさん2019/10/09(水) 14:50:42.63 >>53 例えばアトキンスのビリアル展開なんて理解できる人はいない思うくらい酷い書き方 バーローの方がよほど良く書けている ただバーローはマクロとミクロが完全に不分離なうえに引用してる教科書が古臭いのが難点 文章も硬いし 182あるケミストさん2014/03/02(日) 08:25:29.51 >>180 読み物だけど ピメンテルの化学結合かフェイヤーの絶対微小がお勧めだよ ただし 数式使っていないので余計にややこしくなっている ピメンテルは一か月じゃ辛いかもしれないけど 55あるケミストさん2016/03/10(木) 14:22:46.72>>256 漁師化学が分からないんじゃあ^〜 256あるケミストさん2016/03/11(金) 17:09:02.63 >>255 量子化学のすすめ;これがいい。まじお勧め! Nature Synthesis は、化学合成と材料合成の全分野の研究者が、産業界と学術界の双方から集まるようになることを目的としています。有機化学、無機化学、有機金属化学、材料化学に関する独創的な研究や、合成研究コミュニティーにとって価値のある技術革新が掲載の対象となります。編集長のAli Stoddart(アリ・ストッダート)が率いるNature Synthesis の創刊によって、ネイチャー・ポートフォリオが、応用科学分野へとさらに前進することになります。 >>406 このタイミングでNature Synthesisなる論文誌を立ち上げる意義ってなんなん? Ali Stoddartなるエディタにポストを新設して与えてやるのが目的? それとも、ネイチャー本誌にはもう合成論文は載せないという宣言なのか? 最近は量子コンピュータで量子化学計算する取り組みがトレンドかな これらマテリアルインフォマティクスは量子化学ではないけれど これらマテリアルインフォマティクスは量子化学ではないけれど そういった分子動力学の話は化学板ではあまり議論されない そういった分子動力学の話は化学板ではあまり議論されない Pythonで化学工学 という本もある プログラミング言語は今後パイソンがつよい? Pythonで化学工学 という本もある プログラミング言語は今後パイソンがつよい? Pythonで化学工学 という本もある プログラミング言語は今後パイソンがつよい? 大事なのを忘れてた。 新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981) 無機化学シリーズ=7 231p. 有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの… 大事なのを忘れてた。 新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981) 無機化学シリーズ=7 231p. 有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの… (続き) Douglas & McDaniel:「無機化学 −その概念とモデル−」(上・下) 東京化学同人 (1968-69) 新村陽一・日高人才 (訳) Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87) 新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳) 大事なのを忘れてた。 新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981) 無機化学シリーズ=7 231p. 有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの… (続き) Douglas & McDaniel:「無機化学 −その概念とモデル−」(上・下) 東京化学同人 (1968-69) 新村陽一・日高人才 (訳) Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87) 新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳) (続き) Douglas & McDaniel:「無機化学 −その概念とモデル−」(上・下) 東京化学同人 (1968-69) 新村陽一・日高人才 (訳) Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87) 新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳) (続き) Douglas & McDaniel:「無機化学 −その概念とモデル−」(上・下) 東京化学同人 (1968-69) 新村陽一・日高人才 (訳) Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87) 新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳) 大事なのを忘れてた。 新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981) 無機化学シリーズ=7 231p. 有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの… 大事なのを忘れてた。 新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981) 無機化学シリーズ=7 231p. 有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの… 大事なのを忘れてた。 新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981) 無機化学シリーズ=7 231p. 有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの… 大事なのを忘れてた。 新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981) 無機化学シリーズ=7 231p. 有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの… 大事なのを忘れてた。 新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981) 無機化学シリーズ=7 231p. 有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの… 大事なのを忘れてた。 新村陽一 著「配位立体化学」〔改訂版〕培風館 (1981) 無機化学シリーズ=7 231p. 有機物・無機物の区別なんて人間の便宜で決めたもの… (続き) Douglas & McDaniel:「無機化学 −その概念とモデル−」(上・下) 東京化学同人 (1968-69) 新村陽一・日高人才 (訳) Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87) 新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳) (続き) Douglas & McDaniel:「無機化学 −その概念とモデル−」(上・下) 東京化学同人 (1968-69) 新村陽一・日高人才 (訳) Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87) 新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳) (続き) Douglas & McDaniel:「無機化学 −その概念とモデル−」(上・下) 東京化学同人 (1968-69) 新村陽一・日高人才 (訳) Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87) 新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳) (続き) Douglas & McDaniel:「無機化学 −その概念とモデル−」(上・下) 東京化学同人 (1968-69) 新村陽一・日高人才 (訳) Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87) 新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳) (続き) Douglas & McDaniel:「無機化学 −その概念とモデル−」(上・下) 東京化学同人 (1968-69) 新村陽一・日高人才 (訳) Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87) 新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳) (続き) Douglas & McDaniel:「無機化学 −その概念とモデル−」(上・下) 東京化学同人 (1968-69) 新村陽一・日高人才 (訳) Douglas, McDaniel, Alexander:「無機化学」第2版 (上・下) 東京化学同人 (1986-87) 新村陽一・日高人才・安井隆次 (訳) >414 以後の同一レスで 間隔が1秒未満のものは ダブル・クリック、トリプル・クリック、チャタリング かな。 >457, >459 はもれだけど、あとの 〜475 はコピペかな。 不要と思うけど… >414 以後の同一レスで 間隔が1秒未満のものは ダブル・クリック、トリプル・クリック、チャタリング かな。 >457, >459 はもれだけど、あとの 〜475 はコピペかな。 不要と思うけど… >414 以後の同一レスで 間隔が1秒未満のものは ダブル・クリック、トリプル・クリック、チャタリング かな。 >457, >459 はもれだけど、あとの 〜475 はコピペかな。 不要と思うけど… >414 以後の同一レスで 間隔が1秒未満のものは ダブル・クリック、トリプル・クリック、チャタリング かな。 >457, >459 はもれだけど、あとの 〜475 はコピペかな。 不要と思うけど… >>264 量子化学の現状については >172 >224 >231 >214 あたりに大家の見方を引いときました。 謙虚に耳を傾けてみては… 小生は >>164 は認めよう、という意見です。 物理的には粗い近似であっても「かなりの部分を含んでいる」し 現状では、これが無いと何もできない。。。 >233 >237 >241 >246 (続き) ・Cクラスター: C-2p の一部が共有結合(σ,π)する。→ MO ・H原子の AOの混成により GOになり → Cクラスター中の C-2p(空軌道) に配位結合する。→ MO (参考図) 共有結合 …… 配位結合 …… 電荷移動錯体 …… イオン結合 ε(A)=ε(B) ε(A)<<ε(B) Heitler-London Werner Nagakura Madelung 量子論的 ← クーロン力 → 古典物理的 εは AO/GO の軌道エネルギー >>480 「大家の見方」と「お前の見方」は全く違っていると何度言えば理解できるの? >>482 あなたのレスで合っているのは共有結合とHeitler-London、イオン結合とMadelungの組み合わせぐらいでしょうか。 まずCT complexをbondingの並びに含めるのはnot make senceですね 。 配位'結合'とWernerを並べるのも不可解です。せめてLewisなら意味を成しますが…。さらにWerner錯体の結合はかなりionicなので、もしWerner錯体が念頭にあったのならば参考図の位置すら間違っています。 また長倉を引き合いに出すのも間違っています。電荷移動を提出したのはMullikenであり、それは長倉自身が書いた様々な記事にも当然記されています。 量子論に対比して古典'物理'というのも珍妙で、'クーロン力'に対して量子/古典の区別をつけるというのは無意味です。量子的クーロン力と古典的クーロン力というものがあるとでもお考えなのですか? あなたのレスアンカー先(アンカーの書き方すらも間違えておられますが)の文章も意味不明です。用語の定義や使い方、概念そのものの把握が全くできていないのでしょうね。まずは謙虚に勉強なさって下さい。 うむ。Werner の金属錯体がイオン的なのは仰るとおり。 上に「配位結合」と書いたのは、いわゆる「共有結合」(電子の出資比率が1:1) ではないという意味。 C:H = 1:2 ぐらいか。 もっとも MO法で考える限り、どっちの電子かは全く無意味だけど。 メタンの話に戻る。 メタンの分子解離・重合によりダイヤモンドが生成するには 超高温高圧環境 (364万気圧、5000℃) が必要である。 これは地球中心部に匹敵する。 しかし、メタンと水分子が共存していれば それよりもはるかに低温 (>1600K) 低圧 (>13GPa) 条件で 50-350 nm 程度の粒形をもつ極微粒なダイヤモンドの生成が起こる。 応用物理学会、結晶工学分科会 「研究室紹介」 "Crystal Letters", No.77, p.33-36 (2021.05) (水分子がメタンの水素を引き抜くためだろう。) 有機分子中の水素原子が他の分子に 引き抜かれる (盗まれる) ということは しばしば起こる。 なぜ? >>485 お前が間違っているという>>484 の指摘に全然反論できてなくて草生える 反論できるわけ無いかw ここにも間違った自説を垂れ流すのがいるのか 質問スレのおっさんと同一人物? いいや、こいつは相当な年寄りだから同一人物ではないだろう。それにここまで明確に間違い続けているこいつと同じ人扱いするのは流石に例のおっさんが可哀想になるレベル。 例のおっさんは間違ってはいないからな。 >>232 >>76 "混成AO" の話 メタンでは、Cのsp^3混成AOとHのAOとが結合するのではなく、 C-2p が Hの混成AO と結合するのだった。 「Cのsp^3混成AOとHのAOとが結合」と「C-2p が Hの混成AO と結合」は全く同じこと。なぜ区別をつけようとするの? >>232 このMOは球棒モデルに対応していない。結合軸なんて孟宗竹… MOは防球モデルと対応している。なぜ対応していないと思い込んでいるのか? さらに例え対応していなかったとしても結合軸が妄想である根拠には決してならない。そう思い込んでいることこそが妄想というもんだ。 >>232 教科書のAOの図は指向性が強くて 10°も外れたら結合しない… みたいな感じ そんな「感じ」はお前の精神世界のみに存在する妄想だ。何かの本の図をみてそのような感想を持つこと自体は内心の自由だから勝手にするがよい。それを表に出すな。 >>232 (1) まず C-2p どうし、H-1s どうしで相互作用する。 (2) それを対角化して GO 軌道を作る。 (3) GO間の結合が効率的になるように H原子を再配置する。 現実的な問題を全く考えていないな。 「結合が効率的になるように原子を再配置する」ことが現実にできるのならば123の順を経る必要性が皆無だ。最初から全原子を結合が効率的になるように配置すれば済むのだから。 おまえはどうやって“GO間の結合が効率的になるように H原子を再配置する。”つもりなんだ? ぜひやり方を教えてくれよ。 >>71 VB法とエネルギーの関係について甚だしい誤解がある >>72 XPSの測定値とVB法は全く矛盾していない 破綻と考えるのは誤り >>130 >>一方、有機化学では共有結合性が強く、電子の往来による安定化が重要になる。 これも誤りだな ていうか自分で引用した文献にもこの考え方が誤りだという説明はあるのにな 目が節穴なのか頭が空っぽなのか >>150 >>混成関数 (hybrid function) は同じ原子のAOたちで作った LCAO関数。 >>軌道エネルギーが異なる場合、もはや原子のSchroedinger方程式を満たさず、 >>AO ぢゃない。 完全なる間違い 混成軌道は原子軌道だ >>164 軌道関数は実在しない 根本的に量子論が分かっていないな >>164 >>n電子系で、n-1個の電子について全空間で積分すれば一電子関数になる 1電子近似のことを言いたいのだろうか? 物事を理解していない人が無理して専門用語をつかって文章を作った時に特有の意味不明な文だな >>164 ・「sp^3 混成軌道」が4つできる ・各々が水素原子と2中心結合をつくる (ハイトラー・ロンドン法のような) ・各軌道が「棒」に対応する。 ・Pさんがノーベル賞をもらい、ACSのヒーローになる。 どれも単なるお前の偏見でしかない >>199 >>軌道を論じているときは、ひとまず「軌道は実在する」と考えてるのじゃないですか? 考えてるのじゃないです そんなことは量子化学のどんな教科書にも載っています なぜそんな風に思い込んでいるのですか? ちゃんと勉強してください >>262 >>今のMO法は空想的MO法かな? >>それなら科学的MO法を作りましょう。 よく物理板にわく「量子論は間違っている」「相対性理論は間違っている」と同類 量間・相間と呼ばれる典型的なアホ こいつは何かな? MO間かな >>506 軌道が実在するとか言っちゃう時点で量間だろ >>485 原子価結合法でもどっちの電子かは無意味だけど? >>487 一ヶ月立ちましたが自分が間違ってることは理解できましたか? 48 ご冗談でしょう?名無しさん 2011/06/12(日) 01:35:25.27 >>39 >>41 共有結合は AOが混成してできた結合性MOのエネルギーがある核間距離Rで極小をもつ。 ことに基づく。周囲から影響を受けにくい。 イオン結合は -1/R でゆっくり落ちる静電ポテンシャルと exp(-R/a) で急峻に立ち上るクーロン積分の兼ね合い。 クーロン積分が絶壁ならば、結合エネルギーは静電ポテンシャルに等しくなり、(Madelung定数)/R と表わされる。 周囲の極性溶媒によって静電気力がcancelされると結合力を失なう。溶媒和イオンとなって溶解す アンチVB法お爺さん、最近めっきり見かけないけどお元気ですか? 祝★馬鹿爺が化学板に来なくなって早一年w >>486 枕からおっさんのにおいがするようになったけど、枕も年取るんだな read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる