http://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/voice/001/v001_04.htm

自然科学とは、まず問題を見つけ、次にそれに対する答を見つける
ことから成り立っているにもかかわらず、日本人は問題を
つくろうとしないで、与えられた問題を解くことばかりを
追求してきた。しかし、もっとも難しいのは問題を作ること
である。日本は、いろいろな施策にしても受け身で、
欧米追従である。いかに新しい問題を作るか、
初等中等教育段階から問題をつくる練習をし、
そういったことを評価する雰囲気をつくる必要がある。
いちばん大事なのは、日本初の、日本独自の問題を作り
、それに対して世界の追随を許さない回答を与えること、
そういう取組を奨励することであると考えている。

<文部科学省の審議会での発言>




http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=102101

「科学の研究は単純に問題と解答でできている。
最も重要なのは良い問題を作ること。これは良い解答を
見つけることよりもはるかに難しい。 学生は教師が与える問題に
慣れている。 しかし私が尊敬する科学者らは自ら壮大な問題を
作り、自ら深く考えて解答を見いだした。 そういうものが科学の
飛躍的進歩をもたらした。 科学者は少数派であることを誇りに
思わなければならない。 独創というのは一人で創造するという
意味なので、最初は当然、少数であるしかない」

<韓国・中央日報のインタビューに対しての発言>