白河地方に春の訪れを告げる伝統行事「白河だるま市」が11日、白河市の中心部で開かれ、福を求める人たちでにぎわった。

 江戸時代から続く国内最大級のだるま市。JR白河駅前の天神町、中町、本町の目抜き通り約1・5キロには、約500軒の露店が軒を連ねた。

 白河だるまは、穏やかな表情が特徴で、眉には鶴、ひげには亀が描かれ、松竹梅の模様もあしらわれている縁起物。県内外から訪れた人たちは、商売繁盛や家内安全などを願って、気に入っただるまを買い求めていた。

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