ついに夫が 
「もう、こんな干渉を受ける気はない! 明日にでもここから出て行く} 
と啖呵を切ったのですが義姉は 
「長男の癖にそんなことをするのか! 世間のいい笑いものだ。 
普通は嫁がお母さんの世話をするもんだ。もちろん、私の世話もしてもらわなくてはいけない。 
○○さん(私です)がしないんだったら○○(娘たちです)がするのが 
当たり前だ! それが常識というもんだ!!」 
と怒鳴り返してきました。 
私はそれまで夫と義姉のやりとりに、何とかうまく解決して欲しいという 
祈るような気持ちと緊張とで手がぶるぶる震え、まともに言葉もでてきませんでしたが 
これを聞いてもう積年の怒りが湧き上がるようになって 
「義姉さんの世話はしません!! ましてや娘たちにさせるなんてとんでもありません!! 
夫から聞いたのですが、実の弟の財産を騙し取るような方をどうして私たちが 
介護しなければいけないのですか!! 騙し取ったものはすぐ返してください! 
もう弁護士にも相談しているので(ハッタリです)、返してくれない場合は訴えます!!」 
とまくし立ててしまいました。最後は涙が出て,ろれつも回らなくなったので 
つっかえつっかえようやく言葉に出来たのですが。 

それを聞いて夫も義姉もシン、として私を見ました。 
義姉は「なんか勘違いしてるんじゃないのか、あれは父さんが私に…」 
とか何とか言っていましたが、それをさえぎって 
「とにかく、義姉さんがしたことは犯罪で立件できる(嘘です…)といわれました。 
もううちに干渉しないで下さい。私たちは引越しますので、もう関わらないでください」 
と言い残して夫と家に帰りました。 
夫にはよけいなことを言ったのではないか、と謝りましたが 
「自分ではあそこまで言えなかった。むしろ感謝している。 
もう自分たち兄弟は縁切りの瀬戸際まできてたんだ」 
と言ってくれました。