ちゃんと行動してと夫に言うと「わかりました」とその時は言います。
でも数ヵ月後には同じ事を繰り返します。
そして私は再度夫に対し激怒していました。そのオツムにはいつになったら
憶えられるんですか、と。
そうやって、怒鳴って、殴って、蹴るとエスカレートしていったのです。

夫から、この夫婦喧嘩を収束に向かわせる為の実のある意見、それが無い。
夜中中怒鳴りつけても夫から意見を引き出せない。
だから自分も頭を冷やすために家出していました。
ただ私は探して欲しい人なので「すぐに探しに来い」と夫を叱責していましたが。

どうすれば夫から意見が引き出せるのか、分からなかったのです。
こんな、裁判なんていう瀬戸際になってからようやく夫が語りだすなんて。
私が今までしてきた事は一体何だったのか。

違います。始めから詰問していた訳ではありません。
行動と伴わない夫の言動に対し、
最初はやんわりと言ってみる、それでダメなら遠回りに言ってみる、
それでも通じないからはっきりと言ってみる、その繰り返しだったんです。

夫の関心を私に向けるためには激しく言い募るしか方法がなかった。
やわらかい口調で言ったって通じない夫に、大声で罵声浴びせて問い詰めた。
それがいけない、と皆さんが言うのなら私に対して夫が常に言っていた、
「ストレスためないようにしてね、我慢はしないでね」という言葉は
嘘ではないですか。
なぜ夫はその矛盾に気付かずに、今私を裁判で苦しめるんですか。

毒親を許せるのか、とかそういう話ではないです。
親が嫌い、なのではなく、私を憎みつつ束縛する親からやっと離れる決心がついた、
これが真実です。
皆さんが言ってる事とは逆で、生まれてからずっと首にくくりつけられていた鎖から
自分を解き放つ自覚が出来たんです。

子供じみた反発なんかじゃありません。
それは自分の存在意義をかけた命がけの「離脱」なんです。
よかったら「毒になる親」でクグって下さい。