私の方の弁護士さんから連絡で、こちらも何か譲歩するものがないと控訴だけでは
負けたときに、私に何の利もないですよ、と言われました。
ではどんな方法が考えられますか?と聞いたら、
例えば、夫が行っているマンションのローン返済を私がする代わりに
マンションを譲り受ける事は可能か、などだそうです。
少し考えてみます。

ただ、実際に住んでいるのは私ですし、たとえ夫が売却を進めたとしても
見積もりのために業者を部屋に入れなくてはなりません。
これを突っぱねれば、二審の間は出て行かなくても大丈夫です、と
私の弁護士さんが言ってくださいました。
少しホッとしています。

今、裁判所に提出するための理由書の文面を考えている所です。
控訴してから50日以内に提出すれば良いとの事で、弁護士さんの言葉も交えながら考えてます。

夫は私に、離婚届を提出して欲しい、そして部屋から出て行って欲しいといってきました。
それをふまえ今、私は考えているのです。当時、かつての私は夫にとってどんな存在だったのだろうかと。
いつも繰り返し思っているのです。
私は離婚届け、という歪んだ表現を自覚しました。なので今後一切自身と矛盾した
行動をとらない、という事で夫に対しての誠意を表したいのです。

なので、離婚届の提出、部屋を出て行くという選択肢はありえない、と改めて思いました。
これは偽れない、私自身の中の真実なのです。

年末に夫の実家へご挨拶に行ってまいりました。
もしかすると夫も帰って来ているかも知れない、と思ったのですが、
会えませんでした。

夫は判決が出てすぐ、実家へ説明に来ていたそうです。
夫は、ご両親に証人尋問調書を出し、まずは読んで欲しいと言ったそうです。

証人尋問調書は判決後、私の手元にも届きました。
私と、夫の弁護士との口頭でのやりとりが記載されています。