>>57
一卵性双生児の場合でも個人の識別鑑定可能


一般社団法人「日本多胎支援協会」
『一卵性双生児をDNA鑑定で識別することは出来る?』
https://jamba.or.jp/to_family/futago-knowledge/stats_and_facts_general2/
>ちょっと前まで、一卵性双生児をDNA鑑定で識別することは出来ませんでした。
>現場にDNAが残されていた事件でも、双子のどちらなのかが分からないため、犯人を特定できなかったこともあります
>(2009年にドイツとマレーシアで別々に発生した事例です)。
>しかし最近は、技術的には二人を識別できるようになりました(但し、かなりの手間暇がかかります)。
>DNAのメチル化(methylation)に基づく性質の相違や、個人差が生じやすいミトコンドリアDNAの変異率(mutation rates)を利用して調べます(どちらも2015年に論文報告有り)。

“Differentiating between monozygotic twins through next-generation mitochondrial genome sequencing.”
“Differentiating between monozygotic twins through DNA methylation-specific high-resolution melt curve analysis.”

>ただし、どちらの識別法も試料が少なかったり、メチル化や変異が少ない若年期の場合は識別できないことも生じます。
>逆に言えば、これほど鑑定技術が進歩した現在であっても、一卵性双生児は科学的に「そっくり」なのです。