平成23年に女性殺害した疑い 会社員の男逮捕 交際トラブルか

 平成23年7月に鳥取県境港市のガソリンスタンドだった建物の屋上で女性の遺体が見つかった事件で、県警は26日、女性を窒息死させたとして、殺人容疑で交際相手だった会社員、荒木文昭容疑者(34)=岡山県高梁市鉄砲町=を逮捕した。容疑を認めている。

鳥取県警によると、女性は岡山県新見市の無職、大西美穂さん=当時(28)=で、鳥取県警は同日、境港署に捜査本部を設置。荒木容疑者は大西さんとの交際トラブルが原因で、ナイロン製のひもで首を絞めたとの趣旨の供述をしており、詳しい動機を調べている。
 逮捕容疑は23年7月15日ごろ、境港市福定町の建物の屋上で、大西さんを窒息させ殺害したとしている。大西さんの遺体は翌16日午後6時ごろ、首にひもが巻かれた状態で見つかった。
 捜査1課によると、大西さんの家族が26年1月、岡山県警に行方不明届を出し、27年9月、身体的特徴などから遺体が大西さんと判明。交友関係などから荒木容疑者が浮上した。

https://www.sankei.com/affairs/news/190127/afr1901270001-n1.html