>>268のググり専門のヒデキはんよ、もう少しググる腕あげなあかんで。。
尚、下記は私がググり見つけ出した分の一部を抜粋してのコピペ。

私が、日本の産業構造変遷に伴い、大学卒業後、最初に就職した、重厚長大関連の会社から、軽薄短小関連の企業に転職した年が、昭和60年でした。
新しい会社の業種は、主に、化学会社や、素材メーカー向けに、製品の品質管理、出荷時の性能検査に使用する、
検査機器の製造メーカーでした。

私の職種は、男前を買われ、営業に任命され、売り上げのUPを期待していただいていました。
入社した昭和60年当時はまだ、自社の製品を覚えるのが、精一杯で、技術員がユーザーに納品させて頂いた、
製品の修理や、年に一度性能校正検査をさせていただくために、ユーザーに出張するとき、一緒について行き、自社製品の勉強と、ユーザーとの顔繋ぎとご機嫌伺いを、させていただいて居りました。

その中の1社に、大阪府北摂地区(茨木市、高槻市、摂津市)高槻市に本社のある化学素材メーカーで、老舗、中堅の、GーM社(仮名 グリコ森永から)がありました。
私が入社したその年に、技術員に同行し、毎年させていただいている、年度校正検査にお伺いしました。
GーM社の検査室に、検定器具を持って、入らせていただきました。

そこで初めて、お会いさせていただいたのが、GーM社の検査担当の真田さん(勿論 仮名)でした。
メガネをかけて居られ、温厚な印象で、受け答えも実に好印象でした。
中肉中背、少しガッシリとした体型で30才代後半で、私と同世代なのかなと記憶しています。

自社製試験器の、検定を手伝いながら、検査室の備品や、シッカリと鍵のかかった薬品棚が有り、試薬を大事に管理されているんだなあと、感心して拝見していました。
今は書類を作成するときは、パソコンやワープロを使うのが当たり前ですが、30年以上前の、昭和60年当時は手作業の英文タイプライターや、和文タイプライターを使って取り扱い技術のある、女子事務員が、時間をかけて作成するか、
又は、出入りの、町の印刷屋さんに、印刷を依頼するのが、ごく一般的でした。

私が転職した会社にも、和文タイプライターはありましたが、女子事務員が当時従来からある、レバーを握って打ちたい字を一つ一つ拾って打つ古いタイプでした。
新しい機種は日本パンライター製で、とても文章が作りやすいと聞いていました。
 
その日本パンライター製の、和文タイプライターを、真田さん(繰り返します、仮名です。)は自分の机の横に置いて、アザヤカにタイピングされていました。
GーM社発行の、検査成績書を制作されておられたようでした。
日本パンライター製の、和文タイプライターは随分便利だと、真田さんの作業を、感心して見ていました。 検定作業が終わり、真田さんに検定作業終了の挨拶をして、
GM社を後にしました。

その時の訪問させていただいた時点では、まだキツネ目の男の顔写真も、脅迫文が日本パンライター製の和文タイプライターで作成されたという情報は、一般に伝えられていなかったと、記憶しています。
それより気になったのは、犯人が、製品に、猛毒の、青酸ソーダを混ぜると言って脅し、実際、スーパーなどに「どくいりきけん」と言う、日本パンライター製の和文タイプライターで印刷された、ラベルを表に張った
毒入り飴を、置いて回っていたことに、驚きと恐怖を持っていました。