裏金告発の意趣返しで懲戒免職にされたとして、群馬県警に懲戒免職の撤回と慰謝料1500万円を求めていた大河原宗平氏の裁判。5月9日に前橋地裁の判決が下され、判決は大河原氏の「全面敗訴」であった。支援者共は怒り狂い、控訴したが控訴審でも全面敗訴。
懲戒免職処分を下された後、大河原氏は支援者を集めて訴訟を起こした。その間、本人は健康でピンピンしているのに、前橋市に生活保護を申請した。申請は一旦認められたが、その後自動車を乗り回しているとして打ち切られた。
こんな実態では生活保護を打ち切られて当然だが、大河原氏は逆ギレし、前橋市に抗議文を送りつけている。これが認められるようなら、プロ市民の大半が生活保護でぬくぬくと活動できるだろう。大河原氏の常識を疑うし、警察時代の勤務態度にも疑問符が付くと言うものだ。
生活保護が打ち切られた直後、同じく言動に問題のある竹原信一元市長に呼ばれ、まんまと阿久根市職員として納まることに成功した。大河原氏を支援する弁護団からは諫められたが、大河原氏は一方的に弁護団と連絡を絶ち、早々に前橋市から阿久根市に移住してしまった。
反竹原派であれば、大河原氏は市民に対しても容赦しなかった。自分の不手際を棚に上げ、それを指摘した市民を取り押さえた上、何と警察に突き出したのだ。公然と犯罪をでっちあげた瞬間であり、大河原氏自身が批判した公権力の横暴そのものだ。
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