<八王子3人射殺>比に捜査員を派遣へ…警視庁 (毎日新聞 7月14日(土)2時30分配信)

東京都八王子市のスーパー「ナンペイ」で95年に女子高校生ら女性店員3人が
射殺された事件で、警視庁八王子署捜査本部が来週半ばにも、凶器となった拳銃
の捜査のため捜査員をフィリピンに派遣することが13日、捜査関係者への取材
で分かった。

◇銃の流通経路解明
捜査本部によると、事件で使用されたのは現場に残された銃弾の線条痕から、
38口径のフィリピン製回転式拳銃「スカイヤーズ・ビンガム」とされる。
捜査本部は同国警察当局の協力の下、この拳銃のメーカーで線条痕を照合し、
製造時期や流通経路を調べる方針。
線条痕は、発射時に弾丸の表面に残る小さな傷。銃ごとに異なるとされ
「銃の指紋」とも呼ばれる。
事件は95年7月30日、同店2階事務所で発生。当時47歳のパート店員
とアルバイトの16歳と17歳の高校生の計3人が射殺された。
控訴時効が約3カ月後に迫った10年4月、刑事訴訟法改正で殺人罪などの
時効が廃止された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120714-00000007-mai-soci