祝福を改めて聞いてると作品にあんま合ってないことが分かるね
親が決めたレールに従うんじゃなくて自分の決めた未来を選ぶって宣言するのは
簡単だけど水星の物語がそれをちゃんと実行したとは言い難い
そもそも水星はガンダムシリーズである以上はガンダムのルールに従う必要がある
確かに水星にはこれまでのガンダムとは違う部分があるものの
既存のシリーズを意識した箇所も随所にあるわけで
シリーズの呪縛から自由なガンダムにはなってないし
そもそも過去作を無視したらガンダムシリーズであることと矛盾してしまう
新しい事はやらなきゃいけないんだけど既存のシリーズも焼き直さないといけない
そういう中で自分の人生はどんな物語にも出来るんだっていうのは欺瞞だよね
ガンダムという呪縛を解いたら作品の存在価値もなくなってしまうんだから
それが出来るって本気で表現するなら完全なオリジナル作品でなきゃ無理だったろ