原作は「周囲に大質量がある場合はワープできない」とも明記されてる
通常航行して恒星系から遠く離れて……とか、
宇宙艦群も遠く散開させて、それからワープするんだろうたぶん

隊列を組んだ現実の世界史上みたいな集団戦をやりたいから、
「宇宙戦艦ヤマト」のワープ戦術(戦闘中に敵艦至近のあちこちにワープして攻撃)
みたいなことができないような設定付けなんだろう

作者も緻密な設定なんてしてないだろうし、
旧アニメでもワープシーンはたった一度終盤にだけ、なので、力を入れてる部分でもない
「そういうもん」ってことであんま追及しなくていい部分だろう
(作品中で明文化されてる作品世界の設定やルールだけは把握しておくとして)


原作では、アムリッツァ会戦で敵の大軍が来て絶体絶命になった艦がパニックで
そういったルール何一つ守らず、航路算定もしないままワープで逃げてしまってワープミスする展開がある
そのまま亜空間から二度と還って来れないらしい(恐ろしい)
その一艦の至近のワープで発生した『時空震』というのに周囲の艦隊も巻き込まれてしまい、
何千何万という艦が衝突等の危険にさらされて、態勢を立て直すまで時間がかかった
原作のヤン艦隊はその僥倖を生かしてアムリッツァ会戦の戦場からの脱出に成功する、という流れ