>>843
原作だと、キルヒアイスに事件を告げて疑惑を投げかけたのは、ヴェスターラント核攻撃部隊から
シャトルで脱走した元ブラウンシュヴァイク軍の無名の兵士で、(それを拾ったのがワーレン艦隊)
キルヒアイスは話を聞いた後だまって下がらせ、部隊にかん口令をしいた、だったので、
他の提督は知らないかもしれない


旧作アニメだと、報告者はシュタインメッツ提督になってた
(原作では、ラインハルトの旗艦ブリュンヒルトの元・初代艦長だったシュタインメッツは、
 この内戦で辺境星域をたいらげてラインハルトに差し出し、念願の中将の地位を得た
 という記述があるので、その説明シーンとしても使ってる)
シュタインメッツもその後ラインハルトに不信感を持つような描写は無し

旧作アニメはさらに、ラインハルトはオーベルシュタインの献策に一時判断を保留していたが、
オーベルシュタインが謀って投下時間について嘘を吐いていて、ラインハルトが気付いた時には
既に投下済みだった、と改変されている
これは、旧作の最初のシリーズ構成脚本家だった首藤剛志さんが降板する際、
Pに出した宿題のひとつだったそう
被爆国日本の人間が作るエンタメの主人公が、非戦闘員の人々への核攻撃虐殺を許容するような人間でいいのか? と


いずれにしても、ヴェスターラント虐殺は、自分の罪深い判断ミスが間接的原因になって
キルヒアイスも死なせるという報いを受けた重い過去として、後にも引きずることになります