動物園の飼育員だけど質問ある?
めざましテレビでイケメン飼育員さんが取り上げられていましたがそういうのどう思いますか?
集客につながるならいいのかな >>316
結果的に動物に関心や注目が向いてくれるのなら全然良いと思うで。 初めまして、単純に見てて気になったのですがよく動物園・水族館の公式ホームページにあるご感想・ご意見欄ですが
主さんが勤めていらっしゃる館ではそこから意見が反映されたことってありますか? >>318
いきなりは難しかったり莫大なお金がかからないことで、尚且つ多くの方から同じ意見が出て、動物にも負担がかからなそうで、飼育員だけですぐにどうにかできそうであれば反映します。
お金と時間がかかることでも、本当に多くの人から同じ意見をいただくようであれば、応えることもありますよ。園路の坂道が急すぎるとか、建物に関することとか。ただ私立ならまだしも公立は上との相談なので、今すぐは無理だし、飼育員だけでどうにかできるわけではないです。
(あと大抵飼育員もお客さんと同じこと思ってる場合が多いです) >>319
野生では淘汰されちゃう個体だろうね
しっかり育ってくれてよかったですね >>320
※318です。お忙しい中お答えいただきありがとうございます。
質問内容やその時の事情によりけり…っていう感じなのですね。 前担当者の飼育法が癖があり過ぎて、後任として困ったことはありますか?
そこまでいかないとしても、担当が変わって動物の態度が変わることってありますか? 自然環境に近いところで飼育している屋外放飼場とかで外敵に狙われて死傷してしまうこととかはあるのでしょうか。
ヘビ、コウモリ、カラス、害虫・・・もっと色々いるんでしょうが、そういう野生のものが紛れ込んでしまったり。 >>323
飼育員にはそれぞれのやり方があるので、後任になった場合は基本的にその人のやり方を継ぎますが、
改善できるところや変えたいところなどは自分で変えちゃいます。ので、癖があって困ると言うより、大幅にやり方を変えたい時に動物達が警戒したりするので、慣れてくれるまでがちょっと大変です。
人が変わるとやっぱり態度も変わることが多いですよ。基本はそのうち慣れてくれるんですが、特に顕著なのは人工保育された個体かな。
育ててくれた人には普通なのに、他の人にはめちゃくちゃ攻撃してきて噛み付いたりする子とかいます…。 >>324
ありますね…。
最近は無柵放養式展示が多いので特に。
小さい動物(カモとか)が猛禽に狙われたり、逆に野生の子が展示場に落ちて逃げられなくなってたり、卵を蛇に食われたり、たまーにそういうことがあります。
(カラスなんて動物の餌を常に狙ってます) >>325
回答ありがとうございます
これまで小動物や子供の動物の抱き方を見た時に飼育員さんによってまちまちで、
意外と園内では飼育法がマニュアル化されてないのかな?と思ったのが質問させて貰った理由です。
人工保育で育った個体の反応の話は経験は無いですが、なんとなく理解出来ます 飼育員さんに質問させて下さい。
スレでも飼育員希望の人からの質問があったと思うのですが、私も飼育員希望の高校2年生です。
今、進路に悩んでいて現在の第一志望は国立の応用生物科学部ですが模試で厳しい判定が出ているので第二希望の国立の農学部畜産系が本命になるかもしれないです
ですが、大学を出た後の就職で調べてみると畜産系の大学を出ても動物園に就職できるのは年に1人か2人らしいと聞きました。
動物園に就職をしたいと考えた時、それならば動物飼育系の専門学校に進んだ方が飼育員の道に繋がるのではと考えて専門学校への進学と大学進学とですっごく悩んでいます。
動物園への就職に強いと思われる専門学校に行った方がいいと思う反面、大学進学へ向けて頑張ってきた勉強が無駄になるかもという不安もあります。
現役の飼育員さんにもしアドバイスできる事があったら教えて頂けませんか?
あと、動物飼育系の専門学校も沢山あるので選ぶ時の注意点などありましたら、アドバイスしてもらえたら嬉しいです。
長文ですみません、暇な時にお返事もらえたらうれしいです。 >>327
一応、トレーニング方法や餌の内容ややり方など、基本的なマニュアルのようなものは動物を扱う仕事全般共通でありますよ
(特に、ある程度の大きさの動物の保定(抱っこ)の仕方はほぼ決まってます。)
園ごとにもある程度は存在してます。
ただそれを踏まえた上で、個人的にやり方を変えることがあります。やりやすい方法だったり、動物にとって過ごしやすい方法だったりなど。 >>328
とにかく「動物園の飼育員」になりたいのなら、専門学校の方が良いかなと思います。ピンポイントだし、動物園側から求人来るし、今時どこもお金がないので、大卒を採用する動物園は多くない気がします。
(東京動物園協会は必ず大卒も募集してますよ)
まあ極論言うと、園によりけりです…。
ただ、専門学校に行ったからって必ずなれるわけではないです。ポストが少ないのに、なりたい人は山ほどおるので、倍率がとんでもないことになります。
飼育員コースに行ったとしても、動物園じゃなくて別のところに就職する人も多いです。むしろ飼育全く関係ないとこに就職する人もいます。
絶対に飼育員になりたい、もしくはなんでもいいから飼育系の仕事(畜産、牧場、ペットショップ、動物病院など)に就きたいなら専門、どんな形であれ動物に関わる仕事(研究者、飼料開発、農林水産省等の公務員など)でも良いなら大学、かなあ?
専門学校の選び方かあ…。
自分の園の場合ですが、採用する時に、飼育系の専門学校であれば、特に「なんていう専門学校か」というのはそこまで気にしてないです。大体やってること同じなので…。
それよりも個人の様子を見てるので、どんな専門学校や大学に行こうが、とにかく勉強して資格取って、面接や試験でどのくらいそれを発揮できるかによりますよ。
ちなみに自分は飼育系の専門学校じゃなかったです。一応動物関係ではありましたが、全然飼育とは違う勉強してました。なのでその点でちょっとだけ興味を持ってもらえたんじゃないかなと思います。
なんにせよ、動物園に就職できた人達の学歴は様々です。専門学校や大学の新卒、別の動物園などから再就職した人、バイトしててそのまま正式に飼育員になった人など色々です。
とにかく勉強して資格取って、知識つけて、あとは運です!
頑張ってくださいね >>328
選び方の追記です
トリマーとかドッグトレーナーとか、ペット関係の勉強もできる専門学校じゃなくて、
飼育員ゴリ押しの専門学校の方が良いと思います。モチベーション的にも。
動物園と提携して勉強できる学校もちらほらあるようなので、調べてみてください。 横から失礼します
善し悪しは全く知らないけど、アドベンチャーワールドの専門学校が今月オープンキャンパスやってるみたいだよ(予約制) みなさん、アドレスありがとうございます!
やっぱり飼育員になりたいので専門学校の方を調べてみようと思います。
332さんの書かれている学校も知らない所だったので、オープンスクールも行ってみたいです。
まだ、受験までに時間はあるので専門学校の事も沢山調べて飼育員になれるように努力します。
ありがとうございました、頑張ります! >>334
横からですが、そして飼育も動物のこともまったく知らないただの動物園好きの者ですが、
応援してます!絶対飼育員になる夢叶えて、そのときにもこのスレにきてね! 日本全国の動物園、水族館を見て回る仕事がしたい。
どんな内容の仕事でもいい!
何を勉強すればいいですか? SNSなどで自分のところの個体が可愛いとかかっこいいとか人気があるとうれしいですか? 自分が名付けた個体はいますか?
他の個体より愛着ありますか? >>336
見て回る仕事…???
動物園とか水族館の特集記事書く記者さんとかかな…?
見て回る仕事とはそもそもどういう意味なのかがわからん。すまん…。飼育員とは違う感じだよね…? >337
そりゃあ嬉しいですとも。うちの子可愛いでしょ、ってなる。 >>338
いますよたくさん
飼育員なりたての頃はその個体が気になったりするけどそんなのすぐ愛着はみんなと同じくらいになりますよ。みんな大好きです。名前つけたつけない関係なく! 横から眺めていたけど、主さん優しいからちゃんと相手にしていて申し訳なくなった
暑いので飼育員さんたちもご無理なさらず! >>342
色々と対策はしているので具合悪くなったりする子はいませんが、みんな暑さで伸びてます…。
その前に飼育員が倒れそうです、暑すぎる…。
高山系や北極南極系の、涼しいとこに住んでる動物の担当が羨ましい限りです。
クーラー…。 >>343
とりあえずいただいた質問には精一杯お応えしています。
文字だけでは真意も分かりませんから、何を思ってその質問をしたのかまでは考えずに応えさせていただいてますので大丈夫ですよ
何より色んな質問をいただけることが楽しいです >>344
ありがとうございます。
楽しませてもらっているので、あまり気にしてませんよ!笑
暑いですね、早く夏終わらないかな… 動物が亡くなった後はどのように処理するのですか?特に大型動物が気になります。 >>348
解剖したあと、基本的に焼却です。
剥製にしたり骨格標本にしたりする場合があるので、その時は研究施設に引き渡したり、いろいろですね。 鳥羽か名古屋港か忘れたけどダイオウグソクムシが剥製になってた。 京都市動物園の園長が動画で言っていたが、貴重な動物のオスの場合は精子を冷凍保存して、種の存続に活用すると言っていた。 >>349
ありがとうございます。焼却炉は園内にあるのですか?大型動物の場合は大変そうですね。 >>351
うん、そういうことやってる動物園もあるよ。動物園というか付属してる研究施設みたいなところに保存してあったりしますよ。 >>352
園内には基本ないですよ、提携してる業者がいます。
丸ごと火葬するわけじゃないですよ!必ず解剖します。で、標本にしたり剥製にしたりもします。色々です 動物専門学校を卒業してからの職場先はやはり自分が好きな個体のいる園とかを希望するのですか? >>355
選り好みできる余裕なんて皆無ですよ!!
通えるかどうかは抜きにして、とりあえず審査が一番早いところに応募して、同時進行で別のとこにも応募して…みたいな感じかな。
なんせ倍率がとんでもないので。
動物園だけでなく、観光牧場やペットショップなどにも応募する人が多いです。
というか、好きな個体はあくまで自分たちが世話をする中で生まれるものなので、それ基準で園を選んでる人は存在しません。たぶん。
(ちなみに上野や多摩などの東京動物園協会が管理してるところは、協会自体に応募するのでどこに配属されるかは分かりません。) 回答ありがとうございます。そうなのですね、やはり皆さん元々が生き物が好きなので、お世話してる内に好きになる個体もあるんですね。狭き門とは聞いた事あります。ありがとうございました。 参考にしている本や、読んでためになると感じた本を教えてください 多頭で生まれた子達は、近親交配を避けて他の動物園に移動したりするんでしょうか? 大森山の柴田というあの俺様な感じの飼育員が
Twitterなどでその俺様only oneみたいな風に出しゃばっていますが、ああいう人のことはどう思いますか?
自分は本当に苦手ですし、他全国の飼育員さん達にも失礼な感じがしてなりません >>358
なんだろう、基本とりあえずなんでもかんでも読んでるかなあ。図鑑とかも読みます。
論文が一番いいかな。単純に面白いし、ためになります。
ネットにいっぱいあがってるので読んでみてね。
「環境エンリッチメント」で検索すれば面白いのたくさん出てきますよ。
基本は「新飼育ハンドブック」をベースにしてます。これは飼育員みんなそうだと思います。 >>359
他の動物園で繁殖させたいという声があれば移動させたり、交換したりします。
なさそうであったり、これ以上繁殖させたくない場合は去勢やパイプカットをします。 >>360
柴田さんは動物園界隈ではキリンのトレーニングなどで有名で、けっこうすごいことを成し遂げている方なので、自分はそこしか見ていませんでした。
実際お会いしたことはないので人柄はどうなのかはよく知りません、すみません。 >>362
回答ありがとうございます
むやみに増やせないという事情もあるのですね >>361
ありがとうございます。
さっそく、ぐぐってみます! 動物園への寄付というは目に見えて役に立つのでしょうか?
飼育動物へのサポートに興味があり、寄付を検討していますが、色々な形がありますよね
協会だったり動物園ごとだったり
今も特定の園に少額のサポートなどはしていますが、困っている園に使ってもらうには協会の方がいいのですかね
飼育と関係ない話だったらすみません 少額でも役には立ってるでしょうがお客さん目線で判るような変化はないと思う
変化はが見えるような寄付をしたいということであれば、お金ではなくモノを寄付するのはいかが?
自分で動物園を見に行って、例えば動物たちの餌入れがボロボロだったら餌入れを、首輪がボロボロだったら首輪を、飼育ケージ内を掃除する箒やデッキブラシとか、もしくはエサになる野菜等など
もちろん動物園側の都合もあるから勝手に送りつけるのではなく飼育員さん等と相談の上でね >>367
いやいやそういう意味じゃなくて、今は少額のサポーターのようなものはしているけど将来的に寄付を検討しているんだよ
どこにするのがいいのかが悩み >>368
そういう意味であれば、困っている動物園に直接の方が確実だと思う
動物園協会とか挟むと事務の手間がかかって動物園に渡るお金が目減りするでしょ そういう事を飼育員さんの内側からの視点でどう思うかを >>366 は聞きたいんでしょう 混乱させてすみません366です
子どもがいないので、その分を飼育動物にと思っていて、ある程度まとまった金銭の寄付を考えています
今の特定の園のサポーターの口数を増やすのもありですが、そこは潤沢な資金のある園なので、本当に困っているところに使ってもらいたいと思っています
そうなると協会がいいのかなあと思いつつも、確かに協会運営費に抜かれてしまって有意義に使ってもらえないかもしれないですね
せめて何処の園が困っているのかなどの情報があればいいのですが、なかなか難しいですよね
クラウドファンドは仲介料がかなりかかるらしいですし
どういう形がいいのか答えはないかもしれないですね 犬山のモンキーセンターはどうでしょう?
色々寄付を募ってます
横からすみません >>371
通りがかりですが、自分も同じことを考えていて、できるだけたくさんの園館や団体を見たり聞いたりして回っています。
犬山さんとかは困っていてもきちんと声をあげる技術と努力と危機管理能力があって、ある程度自力でもなんとかできている園だと見ています。実際はそれもできず、ただただピンチなところもたくさんあります。それに単に困っているから助ければいいんじゃなくて、そこが存続するのがいろんな側面から見て本当によいことなのかも考えると、本当に難しいです。
自分はまだ結論は出ていなくて、半ば終活のような心持ちで、楽しみながら寄付先探しをしています。
長文すみません、でも自分もこのあたりについて飼育員さんのご意見が聞けると嬉しい! 飼育員さんで大卒で研究者のように論文発表している人もいるようですがああいうのは個人の自由でやるのですか
主に公営の動物園の上役運営候補生としてそういう人が採用されるのでしょうか >>371
すみません、解答遅れました!
そうですね、園によって色々と違うので「コレだ!」っていう正解はないかな、と思います
募金を募集してる園や、モンキーセンターのような直接物を送って支援できるところなどもあるので、まずは色々調べてみて、自分がやりやすいやり方でやってみてください
一番良いのは募金したい園を探したら、そこに直接聞くのが良いですよ >>372
モンキーセンターは私立なので、特に募金はしやすいかもしれませんね
決して潤沢な動物園ではないです
募金とは関係ないですが、モンキーセンターは良いですよ
飼育員のレベルがめちゃくちゃ高いです
是非体感してほしい! >>373
日本は動物園がめちゃくちゃ多いです
そしてどこの動物園も基本お金がないです
とりあえずなんとかなってはいますし、最近はどこの園もリニューアルさせて、より良い飼育施設に建て替えたりしてますが、欲を言えばもっと良い設備、広い環境などが欲しいのです。
「金がない」で言い訳していても、十分な管理ができていないのであれば、いくら種の保存や研究、教育に役立っているとは言え、動物園が存在している意味も考えなくてはいけないのかもしれませんね
かくいう私の勤めている動物園もお金があるわけではないですが…。
どこの園もお金がない中、精一杯の工夫で、やれることはやって頑張っています。
応援してくれたら嬉しいです…。 >>374
私が知っている限りでは、飼育員が毎日飼育する中で、個人だったりチーム作ったりして、研究も兼ねている感じです。
もちろん、大学や研究機関などの団体と提携して研究したり、飼育員と重役が共同で色々調べたりする場合もありますよ
(私が知っている限り、なので違う場合もあるかもしれません)
上役の採用云々はちょっと分からんです。 >>375
??
どこの部分が捏造だと感じたんですか?
皮肉とかではなく、飼育員としてぜひ知りたいです >>378
わざわざお返事ありがとうございます!
どこの園館を見ても、おっしゃっていることを強く感じます。だからどこかにひとつにまとめて、というのを決めるのがとても難しい。。
今は年にいくらまでと決めて、自分が意義を感じた取り組みがあれば少しずつ支援しつつ、並行してまとまった寄付先探しも続けています。
飼育員の皆さんが頑張っているところは私達来園者もちゃんと見ていて、応援したいと思っているので、困っていたら是非声をあげてください! クマは常同行動しやすいのでしょうか?
だいたいどこのクマも扉の前でうろうろゆらゆらしてる気がします 新型コロナにかかると肺が繊維化してしまうんだよ
本来風船のように収縮する肺がテニスボールのようになって収縮しなくなる
一番恐ろしいのは一度繊維化した肺はもう元には回復しないこと
自分がかかるだけならともかく油断して出歩いて見知らぬ人間からコロナ伝染されて
家族や大切な人に伝染して死なせたり一生残る障害を負わせてしまったら悔やんでも悔やみきれないよ >>382
どうなんだろう…クマは分からんけど、たしかに種によって常同行動を起こしやすい動物はいます。
案外すぐ出てくると思うから調べてみてね。 ズーラシアのニホンザルの赤ちゃん(今年の6月生まれ)が死亡したのですが、死因がブログに書かれていませんでした
いつも元気にしていたので突然の死亡のお知らせに驚きました
赤ちゃん猿が死亡することは珍しくないのでしょうか?
死因は病気、事故どちらが多いのでしょうか? >>385
動物の赤ちゃんは、人間みたいに徹底的に管理ができない分、死んでしまうことも多いです。
ヤギや馬、ゾウなどならまだしも、ニホンザルは特に、生まれてからずっと親が抱いて親が世話をするので、人間は本当に一切手出し出来ません。全部親任せです。
その中で、いきなり死んでしまう子がいます。
自分も何回か経験したことがあります。
明らかな事故以外、原因はいまいち把握できないです。
体がもともと弱かったり、先天的に何か持っていたんだろう、という予測しか立てられないです。
(今のところ、事故(怪我)で死んでしまった子猿は見たことないです。)
成長して大人になれることは当たり前のことではないんです。
なので生まれた子供たちが大人になれるよう、飼育員は全力でサポートしています。 >>386
ありがとうございます
活発に遊んでいて元気そうに見えたので、突然の死亡のお知らせにとてもショックを受けました
動物の赤ちゃんが大人になるのは簡単ではないのですね >>386
子供の動物が亡くなった場合、必ず獣医師さんが死因を特定するプロセスがあるのでしょうか?
獣医師さんの人手が足りない、致し方ないこととして検査をしない、などのケースもあるのでしょうか?
私は>385さんではありません 動物園によって繁殖に力を入れている動物が異なる印象があるのですが、そういうことはありますか?
あるとすれは、得意不得意、施設環境、経済的な問題などでしょうか?
繁殖のための動物の貸し出しは無償だと聞いたことがありますが(多摩動物公園のキリン)、どの動物についても当てはまるのでしょうか?
たくさん質問してすみません。 >>388
どこの園も、基本はどの動物でも解剖して、死因を特定します。
獣医さんが常駐していない園でも飼育員が解剖して記録に収め、その場で判明しなかった場合は後から獣医さんと死因を考察します。 >>389
【園によって繁殖に力を入れている動物は異なるのか?】
→異なると言えば異なるし、同じと言えば同じです。というのも、「園それぞれが、その時繁殖させたいと考えている動物」と「JAZAなど、動物園全体で繁殖に力を入れている動物」がいるからです。
例えば、A園が個人的に「ポニーやヤギなど、家畜の繁殖に力を入れたい」と考えたり、
B園が「ライオンやシロクマなどの繁殖に力を入れたい」と考えれば、繁殖に力を入れる動物は園によって異なっていることになります。
一方で、キリンやトラやパンダなど、希少な動物はJAZAに所属している動物園全体で繁殖を管理していますので、日本の動物園全体的に見ると、繁殖に力を入れている動物は基本的には変わらないことになります。
(JAZAなどの繁殖管理体制については一番下の項目をどうぞ)
分かりづらい…かなぁ…?
伝われ!!w
【上記の理由】
例として、先程のA園とB園を。
A園は、
「そこまで金銭面は豊かではない」
「土地は広く自然も多いが、ずっと冷房を効かせられる等の施設はない(つまり基本的に外で飼える動物)」
「削蹄士など、家畜の専門知識に富んだ飼育員がいる」
「ふれあい重視の動物園にしたい」
B園は、
「少し金銭面に余裕はある」
「冷房施設や、特定動物を飼える設備が整っている」
「増やしたいと考えているその動物を長年飼育し、知識や実力がある飼育員がいる」
「メジャーな動物を飼育し、研究や客足に繋げたい」
みたいな、園によって「金銭面」「施設」「飼育員の体制」「方針」など、他にも様々な条件が異なってきます。
なので個々の園だけを見ると、繁殖させたい動物は異なっていることもあります。
でも動物園全体で見ると、先程も言った通り繁殖に力を入れている動物は、JAZAなどの管理のもと、共通認識されています。
理由は「種の保存」です。
希少な動物を繁殖させ、近親交配を避けつつ、種を保存させるためです。
なので動物園全体で取り組んでいます。
…自分で何言ってるかよく分からなくなってきた。
伝えたいことが上手く表せねえ…文章が支離滅裂ですみません。理解できますように…。
【貸し出し料金】
→日本の動物園同士なら基本はどの動物でも無償だと思います。有料で貸し出したというのは聞いたことないです。
ちなみにパンダは全部中国から借りているのですが、レンタル料がかかっています。調べてみてください。目玉飛び出ます。
【JAZAで管理している繁殖についての補足】
絶滅の可能性が高い希少な動物は、JAZAやWAZAの管理のもと、繁殖が行われています。
先程も言いましたが、血の繋がりをしっかり明確に記録し、近親交配を避ける為です。
つまりどこの園にどの個体がいて、どの個体と個体を掛け合わせて繁殖させるのか、など、全部把握しています。
動物の種ごとに、これらを管理する人が基本的には1人ずつ存在し、種別調節者と呼ばれています。
日本では160種くらいの動物に、種別調節者は120人くらいいます。(数が合わないのは、小型のサルなどは、1人に対して複数の種を指定されていたりするせいです) >>391
園だけの都合だけでもなく、JAZA(日本動物園水族館協会)に属する全体の意向というのもあるのですね。
とてもよくわかりましたし、納得できました。
そしてパンダなどを除いては、レンタル料などは発生しないのですね。
お忙しいところを丁寧に説明して下さって、ありがとうございました。
コロナが収束したら、少し足を伸ばして遠くの動物園もめぐってみたいと思っています。(^^) >>391
横からですが、とてもわかりやすかったです!
ぼやっとなんとなく知っていたような断片的な知識が整理されました! 飼育員や獣医の方で憧れや尊敬している方はいますか?日本国内でも海外でも。
もしいらっしゃったら、理由もあわせて聞かせていただけますか? 園によっても異なるとは思いますが、希望の動物の担当になる事はできるのでしょうか? >>394
ちょっと分からないなあ…お客さんでマナーが悪い人がいるのかな?
動物園側としては、動物にストレスを与えられるのはもちろん一番嫌だし、それに周りのお客様に迷惑をかける人も同じくらい嫌だな。 >>395
個人的にはたくさんいますね。名前を挙げるとキリがないです。
やっぱり管理が難しい動物たちの繁殖に成功していたり、難しいトレーニング方法を成功させていたりする飼育員さんは本当に尊敬します。
もちろんすごいことを成し遂げた飼育員さんは憧れますし誰にでもできることではないですが、割り当てられた担当動物や仕事内容、その動物園の環境などさまざまな要因も大きく関わってくるので、自分の担当動物に愛情を持って、よりよい環境づくりに励んで自ら色々工夫して、もちろんお客様にもしっかり対応して他の仕事もこなしているのであれば、十分すごいと思います。 >>396
その辺は本当に動物園によって違いますね。
基本的には希望っていうよりかは適材適所、配置される感じだと思います。
みんなそれぞれ知識量も得意分野も全然違うわけですし。
どこの園も、この動物をやりたいから担当になれる、というわけではないと思います。 希望してないしあんまり人気がないというか注目されない動物っていますよね
世話してるうちに可愛くて好きになるってこともあると思うけど
正直つまんないとか人気の動物担当に嫉妬するとかあります? 明けましておめでとうございます!飼育員さん、動物のお世話いつもありがとう!
元日もやっぱりお世話で動物園なのでしょうか? >>400
年跨いでのお返事になってしまってすみません。
ずーっと担当してたのに、後輩とか別の人に担当が変わっちゃったりすると、ちょっと寂しいな…とは思いますが、基本的には自分の担当動物に夢中になりますし、自然とその動物自体好きになりますよ。
マイナー動物でも好きでいてくれるお客様はそれなりにいるのでやりがいもあります。 >>401
あけましておめでとうございます!
今年も動物園及び水族館をよろしくお願いしますね
自分の場合は年末から年始までずっとお世話でしたw
命を扱う仕事なので休むわけにはいきません!
それでも楽しいので全然平気です >>402
そうだったんですね!
去年今年は特にどこの園でも生配信やSNSなどに力を入れてましたね
コロナが少しでもおさまることを祈るばかりです… 失礼します
主様が知っている限りでお聞きしたいのですが
大卒で飼育員にねる人って
・理学部の生物学部科系
・獣医学系学部
・農学系、水産系学部
・工学部のバイオ系、生物工学系
あたりが多いんでしょうか? >>406
そうですね、そのあたりが多いかなと思います。
獣医はわざわざ動物園に就職する人はかなり少ないです。
給料低いしね…。 そう言えば、現在の京都市動物園の園長は獣医さんだとか。公立動物園の園長など幹部は現場からの出世していくものなのですか?それとも市役所や都県庁からの事務系役人がやってくるものですか? https://www.afpbb.com/articles/-/3333769
ゾウに鼻でたたかれ飼育員死亡 スペイン動物園
2021年2月26日 15:57 発信地:マドリード/スペイン [ スペイン ヨーロッパ ] >>409
書き忘れた
飼育員の皆さん、こういうアクシデントが
起きない保証はないのでお気を付けください https://news.yahoo.co.jp/articles/a71ed01dbb55324b1810c0a1d05df2ef5ac179de
「計画的に繁殖させることが基本の動物園にとって、予期せぬ妊娠、出産はあり得ない事態だ。園は「再発防止に努める」としている。」
とあるのですが、サル山のニホンザルとか結構(猿同士の)好き勝手に繁殖しているのかなと思っていました。
この記事の園側からのコメントがネガティブなイメージばかりで(そこしか切り取られていないのかもしれませんが)とても切ないのですが、このような事は飼育員からしてはありえない、ネガティブなことなのでしょうか?
望んでいない出産ですが、生まれた新しい命に喜びは感じないものなのでしょうか? >>408
園によって異なってきますね。
役所の公務員が部署移動などで園長になったり、公募でなることもありますし、ずっとそこに勤めた飼育員が継ぐこともありますし、獣医師が園長になることも多いです。
色々ですね。 >>411
どこの動物園でも、当たり前ですが繁殖はちゃんと管理しています。
増やす動物は増やしますが、繁殖させられない動物もいます。
増やしても飼える場所などがなかったり、近親交配を避けるためなど理由は様々です。
極端な例を出すと、1〜2頭が理想の獣舎で、ブタのペアを飼育していたとします。これ以上増やしても飼うスペースがありませんね。そして、ブタは1回の出産で約10頭産みます。この時、もし出産をしてしまったら…?
ヤバいですよね。飼える場所がありません。
はたまた、親子同士で飼育していたらメスが妊娠してしまった…とか…。
こんな感じで、もともと繁殖を抑えていたはずなのに、管理できていなかった予期せぬ繁殖は、動物園にとっては一大事なのです。
なのであんな感じのネガティブな印象を受けてしまうコメントを出しているのだと思いますが、「意図せず増やしてしまった」ことに対してのコメントなだけであって、「生まれてきた子」については何も言及してませんよね。
決して新しい命を蔑ろにしているわけではありません。動物園は命を育てる場所です。飼育員はみんな動物が好きでこの仕事をしているわけですから、もちろん愛情を持ってお世話します。赤ちゃんかわいいし。
ちなみにニホンザルのオスは基本的にパイプカットしており、増え放題というわけではありません。
(繁殖させている場合は、ニホンザルの特性上、父親の特定ができないのである意味好き勝手繁殖しているのと同じだと思われそうですが、それでも、この個体はいつ誰から産まれた、とかはちゃんと把握して記録はします。そりゃそうだ。) >>410
ご心配ありがとうございます。
特定動物をお世話する時は、どんなに人に馴れた個体でも、日々最新の注意を払ってます。
もちろん特定以外もです。
いつ何があるか分かりませんね、気をつけます…! >>413
なるほど、豚の例えでかなり腑に落ちました。
自分自身も鳥を飼育しているのですが、もうこれ以上は飼育するスペースも時間もなく、繁殖に関してはかなり注意しているのにもかかわらず、
動物園だからスペースあるし人手もあるし、1匹ぐらいいいでしょ思ってました。
それを全部の生き物に適応してしまうととんでもないことになりますもんね。
ニホンザルのパイプカットの件初めて知りました!
上野などでお盛んな場面を見るたびにw
発情するって言うことは去勢手術はしていないんだな〜と思っていたのですが(よく子猿抱いているところも見るし)そういうことだったんですね!
ありがとうございます! >>415
社会性がある群れをつくるニホンザルにとって交尾はかなり大事な行為なので、去勢すると交尾しなくなり、群れが崩壊しちゃいます。
ちなみにオスのパイプカットの他に、メスにホルモン抑制剤を入れる方法もあります。これは大体2.3年で効果が切れるので、永続的に避妊できるわけではないです。
栄養状態が良ければメスはほぼ毎年産みますので、何もしないと爆発的に増えていきます。子猿はいるけれどある程度一定数を保っているような園は、必ず何かしらの避妊を行なっているのです。