藤井五冠と師匠・杉本八段とそろって対局 名古屋の「天空の対局場」こけら落とし

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2022/06/22 18:44

https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E8%97%A4%E4%BA%95%E4%BA%94%E5%86%A0%E3%81%A8%E5%B8%AB%E5%8C%A0-%E6%9D%89%E6%9C%AC%E5%85%AB%E6%AE%B5
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東京、大阪に次いで名古屋に誕生した常設の公式対局場は、22日がこけら落とし。藤井五冠と師匠の杉本八段が、それぞれ対局に臨みました。

22日、名古屋駅前のミッドランドスクエア25階にオープンしたのが「名古屋将棋対局場」です。 トヨタ自動車のオフィスの会議室を大幅にリニューアルした「名古屋将棋対局場」。21日までに85枚の畳が敷かれ、銀の屏風や中継用カメラなどが整備されました。常設の公式対局場は、東京と大阪に次いで3か所目となります。
対局前に行われたオープニングセレモニーには、それぞれ対局に臨む藤井聡太五冠と師匠の杉本昌隆八段も参加しました。 「元々、名古屋、東海、中部地域は将棋の盛んな地域でございまして。藤井聡太竜王や豊島将之九段といったトップ棋士も排出しておりまして、より盛んになっている印象がございます。
皆様の喜んでいただけるような対局を行っていきたいと考えております」(日本将棋連盟 佐藤康光会長)

杉本八段「藤井五冠には追い風」


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対局開始の約10分前。会場前に現れた藤井五冠は職員に案内され、まずは控室へと入っていきました。22日は、名古屋の街を一望できる控室で食事をとったり休憩したりするそうです。 そして、大勢の報道陣が待ち構えるなか、名古屋将棋対局場に姿を見せた藤井五冠。落ち着いた様子で靴をきっちりそろえて、将棋盤へと向かいました。
名古屋将棋対局場の誕生に、藤井五冠は。 「公開対局やタイトル戦の対局でないと名古屋で公式戦の対局する機会がなかったので、今回の常設の対局場を設けていただけたはとても嬉しく思っています」(藤井聡太五冠 4月) これまで、東海地方の将棋の棋士は、順位戦の対局があるたびに会場となる東京や大阪の将棋会館まで移動を強いられてきました。
藤井五冠も、かつては新幹線に乗って東京や大阪に通っていました。 藤井五冠以上に長く同じような経験してきた、師匠の杉本八段は。
「私は棋士になって30年以上、対局のたびに東京や大阪に行っていたので、初めて自分の家から通える公式戦を体験するのが楽しみですね。移動は移動で、気持ちを切り換えて『今から行くぞ!』と、気分転換になったりしますが、現実的には移動時間が取られてしまうので、前日に東京や大阪のホテルに入る必要があったんですよね」(杉本昌隆八段) さらに。
「名人に挑戦するためのA級順位戦の1年目、名古屋対局を何局かできるということで、移動時間が減ることは藤井五冠にとって非常に大きなメリットになると思います。このタイミングで名古屋対局場ができたことは運命的なものを感じますし、間違いなく藤井五冠にとって大きな追い風の一つだと思います」(杉本昌隆八段)

A級順位戦1回戦 藤井五冠の相手は「26年間A級の猛者」