60レスも重ねた昨日からのつづき
http://hissi.org/read.php/soccer/20220827/SUIvdy9SQTIw.html

うーーん、8月29日。涼しい快適な朝なんだけど
サッカーに負けると、全てにおいて元気が出てこない…

一昨日から、「濱崎芳巳コーチのJFA静岡流サッカー指導」が、自分はホーリーホックの中ですごく凄く気になり始めている…
静岡流はディレイ守備で、出足負けを許容しがちなんだよね
カッコ良くて、各駅停車サッカーで、展開技巧重視で運動量は節約できるけど
そういう指導に身体が慣れちゃうと
「狼の群れのように獰猛に相手ボール刈り取る北関東流守備」が身につかなくて
昨今の審判規準が大幅にハード化された時代の潮流では
選手個々の成長曲線が早々に停滞して
清水エスパルスやジュビロ磐田の若手のように、J1レベルにおいては次々通用しなくなっていく
冨樫U-19日本代表においても構図は同じ。
関東大学選抜という”狼の群れ”が大の苦手

この9日間で、MF髙岸憲伸99(星稜高-中央大)と、MF杉浦文哉99(名鯱ユース-明治大)への評価軸が暴落したのは俺だけではない
少し体格が良くなったFW唐山翔自02(脚大ユース-愛媛)も、
特異なくらいに足元に保持しながら突っ込んでいくそのスタイルが潰されると、他の引き出しがいまだに準備できていない
山田奈央01や土肥航大01や柳町魁耀02にも、静岡流ディレイ悪癖の魔手気配がプンプン
むしろ昨今のJ2リーグ界では、ゴール前でカニみたいに廻してくれると全然怖く無くて、恰好の好弱者なのが
「濱崎芳巳コーチのJFA静岡流サッカー指導」
そんな2連戦の再確認だった気がする

樹森水戸ユース監督は、今のFW内田優晟04とMF田中吟侍04を濱崎芳巳コーチ色に預けるのに、とうとう賛同しなかった模様
(JFA冨樫氏に見つかってしまうリスクを避ける意図こそが最大だったはず)
それは髙岸と杉浦の成長曲線を観ていると、すごく凄く判る気がする
俺でもそうする。
昨日の糞前半布陣に、優晟と吟侍のサッカー観を放り込まなかったのは正解だったと確信
(後半の大学生主導布陣には興味深い萌芽要素が満載だったが)

今の時期は西村卓郎GMの鋭利な頭脳が渾身のフル回転をしている
水戸ホーリーホックの進むべき総体的な方向性の中で、「JFA静岡流」とは、適量によっては充分良い”調味料”になると思う
綺麗でカッコ良い展開ごっこサッカーは、それはそれで観客をスタジアムに引き寄せる魅力の一部

でもプロのお給料の源は「勝利主義」
「J1昇格」への戦場においては、所詮は時代遅れなんじゃないだろうか
そんな切迫感に襲われている、自分の月曜日の朝
「J1昇格」への道は、まだ細く細くは残されている…!