ロシア軍による「集団墓地」という新たな「メディアの嘘」
http://takahata521.livedoor.blog/archives/15807652.html

西側メディアは、ミシェル・コロンの表現を借りれば、イジウーム(ハリコフ戦線、
スラビアンスクの北)近くで発見されたロシア軍による「集団墓地」という新しい
「メディアの嘘」を街中に流したのである。ですから、この新しいロシア恐怖症の
ドラマ化には何の驚きもありません。ただ、この粗雑で偽善的な物語の発作が
ますます高まっていることだけは確かです。そのプロパガンダの過剰さと巧みさは、
何よりも私の目には、良心の自由が一つの思想への隷属という背水の陣に追い
やられた西洋人たちの批判意識の極度の沈滞を映し出しているように見えます。

なぜなら、このヨーロッパの悲劇に居合わせたことがない人でも、数秒目を
開ければ、イジウーム付近でウクライナ当局が掘り起こした遺体が誰なのか
理解できるはずだからです。2002年3月のイジウームでの戦闘で死亡した
ウクライナ兵(総勢約500人)が埋葬された墓地であり、それ以上でもそれ以下
でもないからです。ロシア軍は、ウクライナ軍司令部が遺体の即時回収を拒否
するのに直面し、この兵士たちを腐らせることなく埋葬し、しかもキリスト教式で
埋葬したのである。 

https://livedoor.blogimg.jp/takahata521/imgs/9/e/9edec117.jpg