新型コロナ「BA.2.75」の感染力
「BA.5」の1.14倍 西浦教授ら
2022年8月7日 5時13分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220807/k10013757561000.html
新型コロナウイルスのオミクロン株の1種で日本でも検出されている
「BA.2.75」の感染の広がりやすさは、現在、感染の主流となっている
「BA.5」の1.14倍になっているとする分析を、
京都大学の西浦博教授らのグループが公表しました。
京都大学の西浦教授と北海道大学の伊藤公人教授らのグループは、
5月から先月上旬にかけてインドで報告された「BA.2.75」や
ほかの変異ウイルスのデータをもとに、感染の広がりやすさの違いを分析しました。
その結果、「BA.2.75」の、1人が何人に感染を広げるかを示す
「実効再生産数」は現在、感染のほとんどを占めると推定される「BA.5」の1.14倍、
感染の第6波で主流だった「BA.2」の1.36倍と推定されたということです。
グループは、日本で「BA.2.75」が急拡大する可能性は低いものの、
少しずつ置き換わっていくと分析しているということです。

その結果、「BA.2.75」の、1人が何人に感染を広げるかを示す
「実効再生産数」は現在、感染のほとんどを占めると推定される「BA.5」の1.14倍、
感染の第6波で主流だった「BA.2」の1.36倍と推定されたということです。
グループは、日本で「BA.2.75」が急拡大する可能性は低いものの、
少しずつ置き換わっていくと分析しているということです。