佐藤優樹 インタビュー(抜粋)

――まだ華やかな街中で、刺激を
求めたいお年頃では?

「私の場合、音楽に触れている方が自分を
取り戻せるから好きなんです。街に出たり、
たくさんの人に会ったりするより、刺激的。
そう考えると、やっぱり静かで穏やかな
場所がいいんです。真剣に音楽と
向き合える場所」

――“音楽”が常にまーちゃんの中心で
あるのはわかっていましたが、自分に合う
向き合い方を見つけたとは・・・・・・。
卒業から3年で随分と変化しましたね。

「昨年、かっさー(笠原桃奈)が教えて
くれました。勇気をもらったし、ヒントも得た
気がしたんです。何も怖がらず、考えず、
一生懸命、夢に向かっているんですよ。
その姿を見て純粋に“カッコイイ”なと。
今までの私は考えすぎて動けないことも
多くて。確かに“陽”が合っていると
言われれば、今はこっちの方がいいかなと
そちらばかり。でも自ら“陰”もチャレンジ
しないといけない。'24年はいろんなことに
挑戦したいと思いましたね、本気で」

――ついに!

「いや、今までもずっと本気だったん
ですけどね(笑)。本気だったんですけど、
脱皮というか、肩の部分が少し剥がれた
ぐらいの感じ。これまではずっと
“モーニング娘。の佐藤優樹”をどう変えて
いこうかとばかり考えていたんです。
でも池袋サンシャインのデビューイベントに
始まり、ハロー!プロジェクト25周年の
代々木体育館、横浜アリーナのコンサート、
少しずつヒントをもらっていた中で、
最後にかっさーを見て、“あ、自然体で
いいんだ”と思えて。変えなきゃ、変えなきゃ
とばかり焦っていたけど、どんどん進んで
行けば変われるんだってことに気付きました。
そこに辿り着いてすごく嬉しかったです」