販売中の住宅に内覧の名目で未成年の少女を連れ込んだなどとして、不動産会社の社員が警視庁に逮捕されました。調べに対し、容疑の一部を否認しているということです。

逮捕されたのは不動産会社の社員で東京 杉並区の浅野拓未容疑者(26)です。

ことし4月、東京 調布市の販売中の新築住宅に未成年の10代の少女を連れ込んだなどとして未成年者誘拐などの疑いが持たれています。

会社員は不動産会社の営業担当で、路上で見かけた少女に「市に関するアンケート調査」として声をかけ、住所などの個人情報を聞き出したうえで「新築の内覧がある」と言って住宅に誘い込んだということです。

その後、1時間余りにわたって、「新婚ごっこをしよう」などと繰り返し声をかけたり、近くのコンビニエンスストアなどに連れ回して無理やり手を握ったりしたということです。

少女は個人情報を伝えてしまたっため、誘いを断ることができなかったということで、帰宅後に家族に相談し、その後、警視庁に通報しました。

調べに対し会社員は「誘拐したつもりはない」と容疑の一部を否認しているということです。

警視庁が詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230720/k10014136691000.html
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